栗東トレセンに新設されたニューポリトラックコース(1周2038メートル)の試走会が、28日に行われた。馬場保全委員のほかに、武豊、福永、佐藤哲騎手が参加。乗馬(元競走馬)に騎乗して、最速で1ハロン15秒程度のペースで1周した。
騎乗前にコースに入って綿密にチェックしていた武豊は「ポリトラックの特徴であるクッションのよさをすごく感じた。馬も走りやすそうだったし、かなりクオリティーの高い馬場。ポリトラックには海外でも乗ったけれど、それと比較しても誇れる」と絶賛した。
佐藤哲は「スピードの操作がしやすく、自分としては大好きな馬場。他の馬の後ろにいたけれど、(ポリトラックが)飛んできて嫌な思いをすることがなかった。馴致に使うにもいい」と話し、福永は「幅員が広く、蹴り上がりが少ないので、いろいろなフォーメーションで併せ馬ができる。調教のバリエーションが増やせる」と調教面で様々な効果が期待できることを強調した。
ニューポリトラックコースは芝コースの外にあったDWコースを改修、幅員が10メートルから14メートルに広くなり3頭併せが可能となった。素材は電線被覆材、ポリエステル不織布、ポリウレタン繊維、硅砂、ワックスなどを混合したもので、天候による変化が少ないため『全天候型馬場』として世界各国で導入。美浦トレセンでは07年11月から使用されている。栗東も素材は同じだが、より水はけをよくするため、底面の単粒砕石とポリトラックの間にある層が、アスファルトから混合砕石に変更されている。オープンは10月2日だ。