08年のJRA中央競馬会を締めくくるグランプリ競走「第53回有馬記念」(GI、芝2500メートル)が、28日、中山競馬場で行われ、1番人気の関西馬ダイワスカーレットが、スタートから先手を取ると、そのまま押し切り、2分31秒5のタイムで快勝。1着賞金1億8000万円を獲得するとともに、37年ぶりに牝馬の優勝馬が誕生した。
2着には最低人気のアドマイヤモナーク、3着にも10番人気のエアシェイディが入り、3連単は98万5580円の大波乱決着となった。
ダイワスカーレットは父アグネスタキオン、母スカーレットブーケ、母の父ノーザンテースト。栗東の松田国英厩舎所属で通算12戦8勝2着4回。重賞は桜花賞、ローズS、秋華賞、エリザベス女王杯、産経大阪杯に続き6勝目。
有馬記念は、松田国英調教師、安藤勝己騎手ともに初勝利。
牝馬の有馬記念優勝は、1971年のトウメイ以来37年ぶりの快挙。また、ガーネット、スターロッチ、トウメイに続き4頭目。
払戻金は単勝が260円、枠連は(8)−(8)で1万8640円。馬連は(13)−(14)で2万9490円、馬単は(13)−(14)で3万3490円。3連複は(6)−(13)−(14)で19万2500円、3連単は(13)−(14)−(6)で98万5580円。ワイドは(13)−(14)が7160円、(6)−(13)が1360円、(6)−(14)が2万8200円。(レース結果はJRA発行のものと照合し、ご確認下さい)
安藤勝己騎手
「特に行きたい馬もいないようなので、こちらが行った方が安全と思って先行した。4コーナーで追い上げられたが、最後にもうひと伸びある馬なので、心配していなかった」
松田国英調教師
「完ぺきな仕上がり。アンカツ(安藤勝騎手)さんには一言も注文をつけなかったが、完ぺきに乗ってくれた。強い世代を勝ち抜いてきた強さを証明できたと思う」
ダイワスカーレット
4歳牝馬、父アグネスタキオン、母スカーレットブーケ。北海道千歳市の社台ファーム生産、馬主は大城敬三氏。戦績は12戦8勝。GIは昨年の桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯に続き4勝目。獲得賞金は7億8668万5000円。