史上初となる白毛馬の重賞Vなるか−。ユキチャン(美・後藤、牝3、父クロフネ、母シラユキヒメ、母の父サンデーサイレンス)が14日早朝、交流GII関東オークス(18日、川崎、ダ2100メートル)に向けての最終追い切りを、美浦ポリトラックで行った。
黒いブリンカーを着けたユキチャンは角馬場〜Aコースからポリに移動。単走で気合乗り十分に5ハロン65秒0−50秒2−37秒3−12秒7をマークした。「フローラS(7着)辺りからバランスが良くなった。体調的にも不安な面は全くない」と後藤調教師。未勝利V以来のダート戦も「パワー型なので力の勝負には向いている」と歓迎している。
ブリンカーは「瞬発力勝負では分が悪いし、前々である程度の流れに乗れるように」と、オークス(賞金不足で除外)の前から検討されていた。「ダートでも少しハミを取るくらいの方がいい。何回か調教でも着けているが、程良く気合が乗って、動きは良くなっている。以前は単走だとフワフワして速い時計が出せなかったが、それも解消してきた」と効果は抜群。当然レースでも装着する。
さらに心強いのが鞍上・武豊騎手の存在だ。「日本一のジョッキーが乗ってくれるのでありがたい。交流競走にも積極的に騎乗しているジョッキーですし、安心して見ていられます」と後藤師。ユキチャン快挙の瞬間が近づいている。