【ファルコンS】ギャラントアロー逃げ切り勝ち
幸英明騎乗のギャラントアローが好スタートからハナに立ち、最後までセーフティリードを保ちながらタイム1分9秒7(稍重)で逃げ切った。NHKマイルC惨敗から見事に立ち直って重賞初制覇。この後はスプリンターズSを頂点に古馬との戦いになるが、迷わず果敢な逃げを見せてくれそうだ。2番人気ホーマンアピールが2着。復帰以降4戦連続で1番人気となったゴールデンキャストはまたも4着に敗れた。〔写真:重賞で2着2回の実力はダテじゃない。58キロをものともせず、ギャラントアローが鮮やかに逃げ切った=撮影・岡田亮二〕
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クリスタルC、ニュージーランドTで2着の実績はダテではなかった。天性のスピードを見せつけたギャラントアローが、まるで解き放たれた矢のように電撃の6ハロンをあっさりと逃げ切った。NHKマイルC(17着)の反省を生かした、見事な巻き返しVだ。
「前走は番手に控えたら引っ掛かったから。きょうは絶対にハナを奪うつもりでした。6ハロンならスピードで勝ち負けになると思っていたし正攻法の競馬ができました。内めをロスなく行けて、4コーナーでも手応えがあった。馬場は悪かったけど、中山でもこういう馬場で、結果を出していたから大丈夫だと思っていました。本当に強かったです」と幸英明騎手。崎山調教師も「やっぱり逃げた方がいいね。馬場が悪くて追い込み馬も伸びなかったけど、うちの馬もしぶとく頑張ってくれた」と作戦通りの内容に笑顔が弾けた。
ただ1頭だけ58キロを背負いながら、後続に影さえ踏ませなかったスプリント能力は、この後、古馬との戦いの中でも輝いていく。「春はよく頑張ったから、しばらく放牧(北海道浦河・岡崎牧場)に出すよ。秋はひと叩きしてから、スプリンターズS(10月5日、中山、GI、芝1200メートル)に挑戦するよ」と崎山調教師はGI獲りに早くも意欲をのぞかせた。 (鈴木 康之)
| ■ギャラントアロー |
| 父リンドシェーバー、母コーラスジョオー、母の父ロングリート、栗毛の牡3歳。栗東・崎山博樹厩舎所属。北海道・門別町、藤本友則氏の生産馬で、馬主は冨沢敦子氏。戦績8戦3勝。重賞は初勝利。総収得賞金9455万9000円。田中調教師、幸英明騎手ともにGIIIファルコンS初V。 |
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★2着ホーマンアピール底力示した
2番人気ホーマンアピールは2着に敗れはしたが、底力は十分に示した。藤田伸二騎手が気合をつけ通しだったが、メンバー中最速の上がり3ハロン35秒2の鋭い末脚を発揮。「惜しかった。もっと楽に追走できるかと思っていたが、下(馬場)を気にして前半は置かれたからね。それでも直線は良く伸びてくれた」と藤田は満足げ。次走はグランシャリオC(7月24日、旭川、交流GIII、ダ1600メートル)で、その後放牧に出る予定だ。
★モンパルナス大外枠響き3着
3番人気モンパルナスは、ハナにこだわらず3、4番手の好位からの競馬をし、松永幹夫騎手とも折り合って進んだが、伸びずバテずの3着にとどまった。それでもミキオは「内ラチを頼って走りたい馬。そういった意味で大外枠は痛かった。でも、牝馬で56キロを背負って3着ですから、良く走っています」と愛馬を称えた。今後も短距離戦では注目の存在だ。
◆ファルコンS(15日、中京11R、GIII、3歳OP、芝1200m)
| 1着 | (5) | ギャラントアロー |
| 2着 | (14) | ホーマンアピール |
| 3着 | (18) | モンパルナス |
| 単勝 | (5) | 860円 |
| 複勝 | (5) | 270円 |
| (14) | 190円 |
| (18) | 200円 |
| 枠連 | 3-7 | 1,180円 |
| 馬連 | 5-14 | 2,130円 |
| ワイド | 5-14 | 880円 |
| 5-18 | 890円 |
| 14-18 | 630円 |
| 馬単 | 5-14 | 5,070円 |
| 3連複 | 5-14-18 | 3,960円 |
(レース結果はJRA発行のものと照合し確認して下さい)
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