【阪神大賞典】ダイタクバートラム、馬群を突き抜け重賞初V
武豊騎乗の1番人気ダイタクバートラムが、最速の上がり3ハロン34秒1で最後の直線を突き抜け、初の重賞を獲得した。タイム3分5秒9(良)。阪神大賞典の優勝馬は春の盾と好相性で、今後は春の天皇賞(5月4日、京都、芝3200メートル)でGIのタイトルを狙う。〔写真:抜群の瞬発力と勝負根性を発揮し重賞初制覇したダイタクバートラム〕
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馬群の真ん中に閉じ込められたダイタクバートラムが、闘争心をむき出しにした。4コーナーのコーナリングで、外のミツアキサイレンスを弾き飛ばし、直線入り口で前が壁になっても、1頭分のすき間を抜け出す。力でもぎ取った初のタイトルだ。
「前が壁になって心配したけど、脚があったので。折り合いもきょうが一番ついていました」。阪神大賞典最多の5勝目となったユタカに笑顔が広がる。実は折り合いの心配が残っていた。ユタカは追い切りで馬の直後につけ我慢することを覚えさせたが、効果は実戦で表れた。「初めて折り合いがついた。でも、まだ分からないよ」と慎重ながら、「肉体的に強くなっているし、長距離で良さが出てきた。いい勝ち方だし、有力馬の1頭でしょう」と内容には満足している。
3000メートルを力走しながら、何事もなかったように引き揚げてきた愛馬を見て橋口調教師が、大きくうなずく。「あがってきたときの態度が、堂々としている。長丁場を勝つにはああでないとイカン。いい感じで天皇賞に向かえる」。過去10年で阪神大賞典を勝った馬は天皇賞・春で4勝というのも心強い。ただコンビは決定していない。ユタカは産經大阪杯(4月6日、阪神、GII、芝2000メートル)では僚馬ツルマルボーイに騎乗。それでも橋口調教師は「本番で? こっちに乗るんじゃない」とダイタク優勢の判断だ。
「たまたまステイヤーズS(3着)を使っただけ。どこに転機があるかわからない」と橋口調教師。中距離路線から転身を果たしたダンスインザダーク産駒は、父が菊花賞を制した淀の舞台に最有力候補として乗り込む。
| ★ダイタクバートラム |
父ダンスインザダーク、母スプリングネヴァー、母の父サクラユタカオー、鹿毛の牡5歳。
栗東・橋口弘次郎厩舎所属。北海道・平取町の雅牧場の生産馬で、馬主は(有)太陽ファーム。
戦績24戦6勝。重賞は初勝利。総収得賞金は2億3918万9000円。
橋口調教師はGII阪神大賞典初V、武豊騎手は平成3、4年連覇メジロマックイーン、
8年ナリタブライアン、11年スペシャルウィークに次ぐ5勝目。 |
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★コイントスまたしても重賞2着 またも重賞制覇はお預けだ。4、5番手の好位追走から直線伸びたコイントスだが、ダイタクバートラムの“鬼脚”に屈し、4度目となる重賞2着。安藤勝己騎手の豪腕をもってしても“善戦ホース”から抜け出せなかった。「フワフワして乗り難しかった。かえって内に入り流れに乗った方が良かったかも。それに結果的にひと呼吸(追い出しが)早かった。力負けじゃないので次が楽しみ」。静かな口調で振り返る安藤騎手。自身の重賞騎乗機会4連勝は成らなかったが、それは気にしていなかった。
◆阪神大賞典(23日、阪神11R、GII、4歳上OP、芝3000m)
| 1着 |
(9) |
ダイタクバートラム |
| 2着 |
(4) |
コイントス |
| 3着 |
(5) |
ファストタテヤマ |
| 単勝 |
(9) |
220円 |
| 複勝 |
(9) |
110円 |
| |
(4) |
120円 |
| |
(5) |
330円 |
| 枠連 |
3-5 |
330円 |
| 馬連 |
4-9 |
380円 |
| ワイド |
4-9 |
170円 |
| |
5-9 |
820円 |
| |
4-5 |
910円 |
| 馬単 |
9-4 |
630円 |
| 3連複 |
4-5-9 |
2,200円 |
(レース結果はJRA発行のものと照合し確認して下さい)
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