【京成杯】スズカ夢発進! 蛯名鮮やか連覇
京成杯(19日、中山11R、GIII、3歳オープン、芝2000)。中団を追走した4番人気スズカドリームが、直線で力強く抜け出し、重賞初制覇。快速馬の伯父サイレンススズカが無冠に終わったクラシックに期待が高まる。蛯名正義騎手は昨年に続く連勝。武豊騎乗の1番人気ブルーイレヴンはスタート後にかかり、最後の直線で失速し、11着と大敗した。〔写真:未勝利Vからイッキに重賞制覇したスズカドリーム。伯父サイレンススズカが達成できなかったクラシック制覇の夢も乗せ春に備える〕
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スズカドリームが皐月賞と同じ舞台で重賞初V。良血サンデーサイレンス産駒が、クラシックへつながる扉を力強く開いた。
キャリアは3戦と浅かったが、ブルーイレヴンが暴走するハイペースにも慌てなかった。「ゆっくり我慢して行って欲しいとの指示だったが、思った位置で流れに乗れた」と蛯名騎手が振り返ったように、馬群の中団をキープ。4コーナーから先頭に並びかけ、直線では馬場の真ん中を抜け出し、猛追するテイエムリキサンに1馬身差をつける完勝。上がり3ハロン35秒5はメンバー最速だ。
「先頭に立つのは少し早いかと思ったが、テイエムと併せる形になったのが良かった。こういう競馬が板に付けばね。魅力は血統でしょう」と昨年のヤマニンセラフィムに続く2年連続V、現役単独トップとなる京成杯3勝目の蛯名が笑顔で応える。
母ワキアオブスズカは、平成10年に5連勝で宝塚記念を優勝勝したサイレンススズカの半姉。伯父サイレンスは断然の1番人気で10年天皇賞・秋に挑んだが、3〜4コーナーで悪夢に見舞われ、この世を去った。「父がSSで3/4同じ血が入っていますが、タイプは違う。気性の激しいのは似ているが、ドリームの方がSSらしい」と橋田調教師は違いを話す。「精神面では折り合いが付いたし、後は馬体が成長してくれれば」と“走る”遺伝子を感じている。
この後は1回使ってから皐月賞(4月20日、中山、GI、芝2000メートル)へ。「まだ体が強くないし、(優勝で賞金的にも)余裕があるから、あまり使わずに本番へ行ける」とトレーナーは意欲を見せ、「皐月賞と同じコースだし、このまま落ち着いていければ」とマサヨシもヤル気だ。伯父は6年前のダービーで9着とクラシック制覇は果たせなかったが、ドリームは瞬発力を武器に夢に挑む。
| ★スズカドリーム |
父サンデーサイレンス、母ワキアオブスズカ、母の父ダンスオブライフ、青鹿毛の牡3歳。
栗東・橋田満厩舎所属。北海道・平取町の稲原牧場の生産馬で、馬主は永井啓弐氏。
戦績4戦2勝。重賞は初勝利。総収得賞金は5043万2000円。
橋田調教師はGIII京成杯初V、蛯名正義騎手は平成11年オースミブライト、14年ヤマニンセラフィムに次ぐ3勝目。 |
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★テイエムリキサン1馬身届かず2着
またもや重賞Vはお預けだ。札幌2歳Sで2着、朝日杯FSは不利を受けながら3着と実績はメンバー随一のテイエムリキサンだったが、1馬身届かず2着に敗れた。「伸びてはいるんだけど、馬体が合ったらむこうも伸びてしまった。距離は大丈夫だし、次は巻き返せるよ」と池添騎手は淡々とした表情。福島勝調教師も「不利もなく力は出せた。今回は相手が強かった」と素直に負けを認めた。この後は弥生賞から皐月賞へ。本番を見据えて強豪が揃う次走が本当に真価を問われる一戦となる。
★コスモインペリアル3連複万馬券演出
新馬〜いちょうSまでの3連勝はダテではなかった。前2走の敗北で8番人気の低評価だったコスモインペリアルは、後方から直線で差を詰めて3着に入り、3連複万馬券を演出した。初めて騎乗した北村騎手は「3コーナーで少し仕掛けたら手応えが良かったから、オッと思ったんだけど。瞬発力の差です。今日の感じなら距離はあった方がいいですね」と笑顔を見せていた。
◆京成杯(19日、中山11R、GIII、3歳OP、芝2000m)
| 1着 |
(1) |
スズカドリーム |
| 2着 |
(13) |
テイエムリキサン |
| 3着 |
(4) |
コスモインペリアル |
| 単勝 |
(1) |
1,170円 |
| 複勝 |
(1) |
260円 |
| |
(13) |
130円 |
| |
(4) |
800円 |
| 枠連 |
1-8 |
710円 |
| 馬連 |
1-13 |
1,340円 |
| ワイド |
1-13 |
600円 |
| |
1-4 |
3,690円 |
| |
4-13 |
2,000円 |
| 馬単 |
1-13 |
4,190円 |
| 3連複 |
1-4-13 |
15,450円 |
(レース結果はJRA発行のものと照合し確認して下さい)
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