◆日経賞(23日、中山、GII、4歳上OP、芝2500)
伏兵アクティブバイオが重賞初制覇

アクティブバイオが日経賞優勝  マンハッタン6着に敗れる。昨年のグランプリホースで単勝120円と圧倒的1番人気に推された蛯名正義騎乗のマンハッタンカフェは、直線でまったく伸びずに惨敗した。乱戦を制したのは後藤浩輝騎乗の5番人気の伏兵アクティブバイオ。好位から早めに抜け出して、タイム2分37秒0(良)で重賞初制覇を飾った。次走は天皇賞・春(4月28日、京都、GI、芝3200メートル)になる。〔写真:ゴール前の混戦を制し重賞を初めて獲得したアクティブバイオ=左から2頭目。右端は1番人気を裏切ったマンハッタンカフェ

 マンハッタンカフェが後方でモガいてスタンドが騒然とする中、遥か前方では激しい叩き合いが繰り広げられていた。3頭によるアタマ+ハナの大混戦を制したのは準オープンから格上挑戦のアクティブバイオだった。

 テン乗りで大金星に導いた後藤騎手は“お決まり”のパフォーマンス(今回は額に『そよ風』の文字)でインタビューに登場。「ペースは落ち着くと思っていたし、マンハッタンは特別に意識しないで、自分の中ではタップダンスシチーを目標に、いい位置で流れに乗ることを心掛けた。直線でも追えばシッカリと伸びてくれるだけの手応えは十分に感じていたし、最後は馬の気力と根性の勝利でしょう」とパートナーを称えた。崎山厩舎は今年に入ってトップコマンダー(日経新春杯)に続く重賞2勝目で、「よく頑張ってくれたね。次は天皇賞に行くしかない」と崎山調教師も満面の笑顔で話した。

 
★アクティブバイオ
 父オペラハウス、母ロイヤルバイオ、母の父シンボリルドルフ、鹿毛の牡5歳。
栗東・崎山博樹厩舎所属。北海道・門別町、荒井牧場の生産馬で、馬主はバイオ(株)。
戦績22戦5勝。重賞は初勝利。総収得賞金1億4913万1000円。
崎山調教師、後藤浩輝騎手ともにGII日経賞初V。

★マンハッタンカフェ伸びず6着

 マンハッタンカフェは菊花賞や有馬記念の豪脚を見せることなく、6着に沈んだ。4コーナー手前で蛯名騎手が後ろを振り返り、トモを気にする素振り。本来の姿はなかった。「トモだけが沈んでいく感じ。何て言うんだろ…。後ろに誰か乗ってんのかと思うほど」と蛯名騎手は呆然。幸い、後ろ脚はレース後も異状は見られなかったが…。

 「上滑りのする馬場は得意じゃない。予定より前々の競馬でずっと外を回っていたし。でも…。いい状態だっただけにキツネにつままれたみたいだ」と小島太調教師。とはいえ暗さはなく「本番では強い勝ち方を見せたい」と天皇賞・春での雪辱を誓った。

 ◆勝浦正樹騎手(タップダンスシチー2着)「うまく馬場の良いところ選んで丁度いいポジションで走れたけど道悪はよくないね。最後はその分の差」

 ◆横山典弘騎手(コイントス3着)「よく頑張って走ってくれたけど騎手が下手だったね」

◆中山11R 日経賞(GII)
1着 4 アクティブバイオ
2着 5 タップダンスシチー
3着 7 コイントス

単勝 (4) 2,610円
複勝 (4) 330円
  (5) 200円
  (7) 210円
枠連 4-5 3,760円
(レース結果はJRA発行のものと照合し確認して下さい)


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