◆フェブラリーS(17日、東京11R、GI、4歳上OP、ダ1600)
デジタル史上初のGI4連勝
GI馬10頭がシノギを削った激戦は、1番人気アグネスデジタルが優勝し、史上初の4戦連続GI制覇を達成。四位洋文騎手(29)は700勝目をビッグタイトルで飾った。日本のダート王は、3月に参戦するドバイワールドCで世界の頂点に挑む。2着にトーシンブリザードが突っ込み、南関東3冠馬の意地を見せた。〔写真右:トーシンブリザード=左=の猛追を抑え、史上初のGI4連勝を決めたアグネスデジタル=中央。アンタは強い!。同下:通算700勝をGIで飾りVサインの四位騎手。こんなシーンをドバイで見たい…。前列左から2人目は白井調教師〕 ◇
5歳年明け初戦のアグネスデジタルが、地方ダート(南部杯)、中央芝(天皇賞・秋)、海外芝(香港C)、そして中央ダートと史上初の4戦連続GIVの偉業を達成した。この後に続くドバイWC(3月23日、ナドアルシバ、ダ2000メートル)、香港遠征(クイーンエリザベスIIC、4月21日)へこれ以上ない再スタート。主戦・四位も区切りの700勝とあって、晴れやかな笑顔を浮かべながらウイニングラン。真っ赤な袖を通した左手を高々と突き上げた。
「最高にハッピー。スタートだけ気をつけて乗りました。あとは白井先生(調教師)に言われたよようにトゥザ(ヴィクトリー)を見ながら進みました。ホント、凄い馬に乗せてもらって感謝しています」
最も恐れていたライバルの存在。武豊=トゥザヴィクトリーに対し、白井調教師は明らかに意識する発言を繰り返してきた。「あの馬が一番デキ良さそうや」「ええ枠に入ったなぁ」。その目標に、つかず離れずの絶妙な間合いを築いたのは四位の腕だった。
2番手を行くユタカの背中を左前方5、6メートルほどの位置に見ながら追走。最大のライバルが直線坂下で抜け出すのを確認すると、わずかにタイミングをずらしてゴーサイン。昨年の天皇賞・秋でテイエムオペラオーを打ち破ったように、馬場の真ん中を通ってきっちり差し切った。着差はそれほどないが、強敵を捕える末脚は一段と輝きを増した印象だ。
トレーナーの口調も思わず弾む。「驚くばかり。ドバイでもいい競馬ができるという気持ちになってきた」−。
この後は3月初めに美浦トレセンに入厩して検疫を兼ねた調整を進め、13日にはドバイへと旅立つスケジュール。「頑張ってきます」。優勝ジョッキーのお立ち台に立った四位は、背後にJRA700勝達成の立て看板を従えながら、再び狙う海外GI勝利へ向けてガッツポーズに力を込めた。
★渡辺オーナー「本当に大した馬です」
アグネスデジタルの渡辺孝男オーナー(72)は、昨年の秋に天皇賞を勝った時と同様、ゲンをかついで自宅でテレビ観戦。真っ先に愛馬がゴールに飛び込むシーンに、興奮しまくったそうだ。「大事なレース(ドバイワールドC)を後に控えているだけに、無事に走って来てくれれば、とだけ思っていたんですが…。本当に大した馬です」と電話で喜びを語った。渡辺オーナーの代わりに東京競馬場に応援に駆け付けたのは長女の昌代さんと二女の公美子さん。1カ月後のドバイ遠征の際も、二人が現地に飛んで、オーナーは自宅で活躍を祈る予定だ。
| ★アグネスデジタル |
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父クラフティプロスペクター、母チャンシースクウォー、母の父チーフズクラウン、栗毛の牡5歳。栗東・白井寿昭厩舎所属。米国・CWクレイの生産馬で、馬主は渡辺孝男氏。戦績23戦11勝(うち中央17戦6勝、地方交流5戦4勝、海外1戦1勝)。重賞は中央では平成12年GIIIユニコーンS、12年GIマイルCS、13年GI天皇賞(秋)、海外で13年GI香港C、地方で13年GI南部杯などに次ぐ計9勝目。白井調教師、四位洋文騎手ともにGIフェブラリーSは初勝利。
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◆東京11R フェブラリーステークス(GI)
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1着
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9 |
アグネスデジタル |
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2着
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12 |
トーシンブリザード |
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3着
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2 |
ノボトゥルー |
| 単勝 |
(9) |
350円 |
| 複勝 |
(9) |
150円 |
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(12) |
210円 |
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(2) |
160円 |
| 枠連 |
5-6 |
1,300円 |
| 馬連 |
9-12 |
1,350円 |
| ワイド |
9-12 |
630円 |
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2-9 |
410円 |
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2-12 |
700円 |
(レース結果はJRA発行のものと照合し確認して下さい)
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