| ◆京成杯(13日、東京11R、GIII、3歳OP、芝2000) |
1着同着…ヤマニンとローマン無傷の3連勝
ヤマニンセラフィム、ローマンエンパイヤの素質馬同士注目の1戦は、ゴール前の激しい叩き合いの末、1着同着。2頭が無傷の連勝を3と伸ばし、春のクラシック戦線に名乗りを挙げた。タイム2分0秒4。重賞の1着同着は5年ぶりで京成杯では初めて。2週連続で関西馬による関東の重賞制覇となった。〔写真:ローマンエンパイア=手前=か、ヤマニンセラフィム=奥=か。希に見るデッドヒートは2頭の勝者を生んだ〕
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内から抜け出したヤマニンセラフィムに外から伸びるローマンエンパイア。馬体を併せて激しくステッキが飛ぶ攻防は、そのままゴールまでもつれこんだ。
長い写真判定の結果は1着同着。平成9年平安S以来の重賞1着同着に場内がドッと沸いた。「態勢は有利かなと思ったけど、頭の高い分…。最後の一歩でグッとこられた」と蛯名が言えば、武幸は「最後かわしている気がしたけど、負けてるクサかった」と苦笑いする。判定を待たずにローマンが厩舎に引き揚げるハプニングはあったが、表彰式はヤマニン、ローマンの順に交互に行った。式後は浅見、古川の両調教師が健闘を称え握手した。
この時期にしてはハイレベルな一戦だった。タイムもそうだが、上がり3ハロンはヤマニンが34秒8、ローマンが34秒7と優秀。ともに初の長距離輸送、左回りを克服。3戦無敗の重賞ウイナーが同時に誕生した。
SS産駒で、母は3歳牝馬女王のヤマニンパラダイスという超エリートのセラフィム。「思ったより精神的にも強い。並んでから素晴らしいスピードがある」と浅見調教師は素質を高く評価。サクラローレル産駒のローマンエンパイアは、他の調教師が断ったこともあり古川調教師が管理することになった。粗削りのレースぶりからも雑草のようなイメージはあるが、母系に重賞ウイナーが並ぶ良血馬。「この後は無理せんようにして、またこっちにこれるようにしたい」と古川調教師はクラシックを楽しみにしている。
「馬がしっかりしてきた。いいモノを持っている」と蛯名。武幸も「まだまだ本当の力じゃない。絞れればもっと走る」と負けてはいない。2頭とも、ひと叩きして皐月賞に向かう予定だ。オペラオー、ドトウが引退式を行った日に、新たなライバル物語が始まった。
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★ローマンエンパイア |
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父サクラローレル、母ローマステーション、母の父ロウソサエテイ、黒鹿毛の牡3歳。栗東・古川平厩舎所属。北海道・浦河町、中島牧場の生産馬で、馬主は(有)ターフ・スポート。戦績は3戦3勝。重賞は初勝利。総収得賞金5689万6000円。古川調教師、武幸四郎騎手ともにGIII京成杯は初勝利。
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★ヤマニンセラフィム |
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父サンデーサイレンス、母ヤマニンパラダイス、母の父ダンジグ、栗毛の牡3歳。栗東・浅見秀一厩舎所属。北海道・新冠町、錦岡牧場の生産馬で、馬主は土井肇氏。戦績は3戦3勝。重賞は初勝利。総収得賞金は5677万7000円。浅見調教師はGIII京成杯初V、蛯名正義騎手は平成11年オースミブライトに次ぐ2勝目。
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★“紅一点”ブリガドーン健闘3着
強力牡馬に混じって“紅一点”で果敢に参戦したブリガドーンは、直線半ばで内からスルスル伸び、大健闘の3着。「マサヨシ(蛯名騎手)が我慢していたので、仕掛けがワンテンポ遅れてしまった。それがちょっと残念」と木幡騎手の厳しい表情でレースを振り返ったが、同時に同馬の能力の高さを再確認した様子だった。「この相手で、ホントに良く頑張ってくれたよ。これからが楽しみだね」と言うと一気に表情がほころんだ。内容十分のこの1戦で今後の活躍が楽しみになった。
◆東京11R 京成杯(GIII)
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1着・同着
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3 |
ヤマニンセラフィム |
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1着・同着
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11 |
ローマンエンパイア |
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3着
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4 |
ブリガドーン |
| 単勝 |
(3) |
120円 |
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(11) |
110円 |
| 複勝 |
(3) |
130円 |
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(11) |
130円 |
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(4) |
450円 |
| 枠連 |
3-7 |
350円 |
| 馬連 |
3-11 |
370円 |
| ワイド |
3-11 |
200円 |
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3-4 |
1,350円 |
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4-11 |
1,170円 |
(レース結果はJRA発行のものと照合し確認して下さい)
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