◆中山金杯(5日、東京11R、GIII、4歳上OP、芝2000)
ビッグゴールドうれしい重賞初V

ビッグゴールドが中山金杯優勝 今年の年男・柴田善騎手が騎乗した1番人気のビッグゴールドが、中団待機から直線は内をついて見事な差し切り勝ち。うれしい重賞初Vを飾った。2着には穴男・江田照が騎乗したこれが引退レースの13番人気タフグレイスが入り、馬連は1万7080円と“荒れる中山金杯”らしい万馬券決着となった。〔写真:鋭い末脚で初重賞をもぎ取った4歳馬ビッグゴールド=右奥。今年の夢が大きく広がった。引退戦のタフグレイスが2着=右手前

★“荒れる中山金杯”馬連1万7080円★

 頼れる年男と強い4歳馬が、縁起物の重賞をゲットした。ハンデ戦らしい混戦のゴール前、内から力強く抜け出したのは、柴田善臣騎手に導かれたビッグゴールド。クラシック3冠を戦い抜いた戦士が、確実な成長の跡を見せつけた。

 「2走前でこの馬に負けているので、それを思い出しながら競馬したんだ。うまくいったよ」とヨシトミがしてやったりの表情を見せる。セイコーサンデーに騎乗し、2着に敗れたウェルカムSの勝ち馬が今回のパートナー。その時の悔しさが、ここに生かされた格好だ。年男の今年、昨年は最後の最後で蛯名騎手に奪われたリーディングの期待も大きく、幸先のいいスタートに「ずっとこの調子でいきたいね」と笑顔は絶えなかった。

 3歳時はなかなか勝ち切れず、もどかしい思いを続けたゴールドにとっても、この重賞初Vとなる3勝目は飛躍のキッカケとなる大きな勝利。「やっぱり差してくる競馬をせんとアカンな。これが本来の姿や。これからもっと強くなるで」と中尾正調教師も笑いが止まらない。最高のスタートを切ったヨシトミとゴールドが、今年の競馬を盛り上げてくれそうだ。

 
★ビッグゴールド
父ブライアンズタイム、母ビューティフルゴールド、母の父ミスタープロスペクター、鹿毛の牡4歳。
栗東・中尾正厩舎所属。北海道・門別町、下河辺牧場の生産馬で、馬主は(有)ビッグ。
戦績17戦3勝。重賞は初勝利。総収得賞金1億2888万7000円。
中尾正調教師、柴田善臣騎手ともにGIII中山金杯は初勝利。

◆江田照男騎手(タフグレイス2着)「道中の手応えが良く中団からいい伸び。具合も良かったしいい引退レースになった」

◆吉田豊騎手(ゴーステディ3着)「並ぶと強いので前へ行った。ペースは少し速くなったが、馬の気持ちに任せた」

◆東京11R 中山金杯(GIII)
1着 3 ビッグゴールド
2着 14 タフグレイス
3着 10 ゴーステディ

単勝 (3) 570円
複勝 (3) 220円
  (14) 1,080円
  (10) 260円
枠連 2-7 3,260円
馬連 3-14 17,080円
ワイド 3-14 3,820円
  3-10 880円
  10-14 3,490円
(レース結果はJRA発行のものと照合し確認して下さい)


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