ホテルで優雅に“おこもり” 夏休み!都心でエンジョイ
広大な日本庭園を浴衣で散歩。都心のホテルなら、こんな情緒たっぷりの夏を楽しめる=シェラトン都ホテル東京
“ホテル激戦区”といわれる東京。この夏は、「ホテル内でいかに楽しく過ごせるか」にこだわった企画で集客増を目指すホテルが増えている。宿泊プランでは、浴衣と庭園の散策をセットにしたり、メタボリックシンドロームに悩む男性向けのエステ付きなど。また、子供向け職業体験、ホテル周辺でのジョギングコースの紹介など独自性を打ち出した企画も目立つ。遠出するばかりが夏休みじゃない。たまには、「東京ホテルステイ」で優雅な休日を楽しんでみては?
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今夏、各ホテルの宿泊プランの傾向は「おこもり系」。フィットネスを利用したり、部屋でくつろいだりと、ホテルでの滞在そのものを楽しんでもらおうという狙いだ。
「都心やその周辺に住んでいるのに、リフレッシュ目的でホテルを利用する人が増えました」と話すのは、ザ・プリンスパークタワー東京(東京都港区)の企画・広報担当の大塚奈南さん。
こうした“おこもり需要”を意識した宿泊プラン。シェラトン都ホテル東京(東京都港区)の場合は、浴衣セット付きの「ゆかたde白金散策プラン」が注目だ。
9月30日までの販売で、浴衣、帯、下駄なども付き、男性用もある。レディースプランは1人1万9000円〜、カップルプランは2万円〜とお値打ち感十分だ。
「一昨年から始めた企画で、浴衣姿でホテルステイを楽しんでいただくのが狙い。女性の浴衣姿は、真夏の暑さを和らげてくれる風情があり、ほかの宿泊客にも好評です」と広報の田中勝さん。敷地内の日本庭園を浴衣姿でそぞろ歩く宿泊客が年々、増えている。
ホテルインターコンチネンタル東京ベイ(東京都港区)では、夜景評論家の丸々もとお氏プロデュースの夜景を楽しむ宿泊プラン「夜景の誘い」を1日から販売。窓から見える夜景が異なる4つの部屋の中から1つを選び、その部屋でベストな鑑賞方法を指南する。
また、ザ・プリンスパークタワー東京では、「ホテルにこもって男磨きを」と、男性向けのエステやリラクゼーション体験を付加したプランを設けた。
テーマは「脱メタボリック」。ホテル内のエステサロンでオイルマッサージや脂肪吸引マシンを使って脂肪の揉みほぐしなどを体験するもの。天然温泉付きのスパ&フィットネスの利用もできる。
このほか、子供向けの職業体験やホテル周辺でのジョギングコースの紹介など、ホテルの独自色を出したサービスが続々と登場している。こうした傾向には、「割安な情報はインターネットにあふれている。個人的で、レジャーの多様な需要が増える夏こそ、ホテル内の施設、テナントの利用を促し、オリジナリティーをアピールするチャンス」(大塚さん)というホテル側の狙いがある。
もうすぐ夏休み。都心のホテルに“おこもり”して、ちょっとした非日常を味わうのもリフレッシュに役立ちそうだ。
★毎年恒例、夏のディスコイベント
グランドハイアット東京(東京都港区)では、8月3日、ディスコイベント「CLUB CHIC 2007 summer」を開催する。
ミラーボールがきらめく大型ダンスフロアで、伝説のDJ、ニック岡井氏が1970年代のダンスクラシックスで、ノンストップで盛り上げる。
ホットドックやミートパイなど、70年代ディスコシーンがよみがえるスナック類のスタンドも登場。ソウルミュージックファンにはたまらないスペシャルイベントだ。前売券1万円、当日券1万2000円、VIP前売券2万円、同当日券2万2000円。いずれも1ドリンク付き。詳しくは同ホテルTEL03・4333・8838。
★子どもはホテルで本物職業体験
職業体験ができる子ども向けのテーマパークが話題になっているが、リーガロイヤルホテル東京(新宿区)では、「キッズ ホテリア」と銘打った職業体験型宿泊プランを受け付け中(21日から8月31日までで、8月10〜15日は除く)。
ドアマン、フロント、フロアーサービス、客室係、シェフといった5種、9プログラムを実体験できる。同ホテル初の試みで、現場のホテルマンからプロとしての研修を受け、“お客様(両親)”を迎えて、実際のサービスを行う。サイズが小さいだけの本物のユニホームを身に着け、なんと労働に対する対価として給料(図書券500円分と年間アイスクリーム券)も支払われる。
「お子様があくまでスタッフという立場で、ホテルで働くことの楽しさや厳しさを学べる宿泊プランは前例がないと思う」と同ホテル営業企画チームの島智子さん。
対象は3歳から小学生で1日2組限定。問い合わせは同ホテル宿泊予約TEL03・5285・1122。
★東京を走ろう!ホテルのジョギングマップ
都心にある多くのホテルで、宿泊者のためにジョギングマップを用意していることをご存じ?
一等地に建つホテルの周辺は、緑に囲まれていたり、観光スポットが目白押しだったり、ジョギングコースとしても超一流。こうしたマップはもともとは外国人宿泊者のために用意したことがはじまりといわれている。宿泊者には無料で配布しているこのマップを参考にして、ビル街と緑の織りなす都心ならではの景観の中を走るのも、東京のホテルステイならではの楽しみだ。
| ◆都心のホテル周辺のジョギングコース◆ |
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| ★ホテル名(住所、TEL)=ジョギングコースの特長 |
| ★ホテルオークラ東京(港区虎ノ門2−10−4、TEL03・3582・0111)=首から下げて走れるペットボトル形のマップがおしゃれ。カードキーを入れるポケット付き。六本木にも銀座にも出かけやすい立地だが、周りに大使館が多い閑静なエリア。霞ヶ関の官庁街を抜けて日比谷公園まで足を延ばして4.2キロ、東京タワーの前を走って4キロ、芝公園、増上寺を回って4.5キロなど手ごろな距離で楽しめる。 |
| ★ホテルニューオータニ(千代田区紀尾井町4−1TEL03・3265・1111)=緑豊かな1万坪の庭園を所有。意外なほど緑が多いホテル周辺や四谷駅まで上智大学沿いの桜並木を走り抜けるコース、赤坂御所を一周する全3コースあり。壁一面をガラス張りにリニューアルしたザ・メインの宿泊プランもおすすめ。 |
| ★ザ・プリンスパークタワー東京(港区芝公園4−8−1、TEL03・5400・1111)=ホテルを囲む、芝公園の緑の中を走る約1.5&2キロのコースを設定。東京タワーや増上寺、芝東照宮など、日本を代表する建築物を巡るコースは地方からの宿泊客にも好評。 |
| ★ホテルインターコンチネンタル東京ベイ(港区海岸1−16−2、TEL03・5402・2222)=竹芝埠頭に位置するホテルから1.6〜2キロの範囲を走る。海岸通りを走って東京湾岸の眺めを満喫するコースや、浜松町駅そばの東芝ビルを一周する緑いっぱいのコースなど。会員制フィットネスクラブ「B−Five」の利用を含んだ“男性お一人様”向け「MEN’S PLAN」もあり。 |
| ★マンダリンオリエンタル東京(中央区日本橋室町2−1−1、TEL03・3270・8800)=日本橋のランドマーク・日本橋三井タワーとそれに隣接する重要文化財・三井本館に入るホテルから、東京駅のそばを駆け抜け、皇居まで足を延ばす3コースを設定。皇居を一周してホテルに戻ると7.8キロ。世界初の公式「6つ星」ホテルは、ジョギングコースも超一流。 |
| ★リーガロイヤルホテル東京(新宿区戸塚町1−104ー19、TEL03・5285・1121)=1万坪の大隈庭園や目白の緑を一望するホテルから、江戸川公園、新江戸川公園を目印に神田川沿いをぐるりと一周する1〜2キロのコースは、日常的に散歩やジョギングを楽しむ人が多い。宿泊者は会員制のヘルスクラブの利用ができる(別料金)。 |
| ★センチュリーハイアット東京(新宿区西新宿2−7−2、TEL03・3349・0111)=東京都庁と新宿中央公園に隣り合う西新宿らしい風景を満喫する短めのコースを提案。ホテルから緑いっぱいの新宿中央公園を一周すると約1.1キロ。公園から新宿新都心の高層ビル群を巡って約1.7キロ。新都心として整備された歩道は走りやすい。スパ&ウェルネス「ジュール」を日帰り利用するデイユースプランなども豊富。 |

