グルメ・情報

2006年01月16日 更新

皆さんは「ハイチ料理」ってご存知ですか?中南米のカリブ海に浮かぶ島にある、「カリブ共和国」から生まれた料理のことなんです。そんな、なかなか聞きなれない料理を広く知ってもらう為に、今回はハイチ料理の専門店を紹介します。中南米にありながら、アフリカとフランスの文化を併せ持つこの料理を堪能されたし!

今回ご紹介するお店は、電気街とビジネス街の二面性を持つようになった新宿西口にあるお店「カフェ・ハイチ新宿本店」。JR線、小田急線、京王線、東京メトロなどが行き交う新宿駅を出て、甲州街道沿いに西に向かって3分程歩いていくと、その通り沿いの交差点右手にお店を構えている。

まずはハイチについて簡単にご説明。最初にコロンブスが発見して以来、スペイン領だったこの島は、後にフランスに譲渡される。フランス人によって多くの黒人奴隷がアフリカから連れて来られたが、後に奴隷の反乱が起き、1806年に世界で初めて黒人による共和国となった。それにより、ハイチの食文化には今でもアフリカとフランスの料理が融合した形で残っている。

そんなハイチに、30数年前にこのお店のオーナーが2年間滞在する機会があった。その後、日本に帰国するにあたり、仕事のほとんど無いハイチ国民の為に、民芸品を日本で売ってあげようとお店を開いたが、全くといっていいほど売れずに遭えなく断念。しばらくした後、とあるキッカケから1974年にハイチコーヒーを扱った専門店「カフェ・ハイチ」を開くこととなると、その味の良さから人気のお店となる。その後、賄い食として食べていたドライカレーが常連客の目に留まり、通常メニューとして加えられ、さらに次々とその他のハイチ料理も追加されていき、今では多くの常連客に愛される人気店へと成長するに至った。

元々、オーナーが民芸品店を始めたこともあり、店内には椅子、置物、彫刻など様々なハイチの民芸品がオブジェとして置かれている。これらの民芸品、カフェ・ハイチの直営店である新宿本店、二号店、大崎店、汐留店であれば、店員に一言声をかければ購入することも可能とのこと。

日中は、男性サラリーマンや学生が多く来店するそうであるが、夜になると意外にも女性客が長居していくことが多いという。ここで提供される料理は、ハイチ料理ではあるものの、その原点となるのはオーナーが2年間滞在していたハイチのとある家庭料理が元となっている。そんな一家庭の味を大切に守り通しつつ、ハイチの音楽が流れる家庭的な雰囲気のこのお店は、女性でも安心してゆったりと過ごすことができるのであろう。

1980年には、ハイチの文化を広く広めたという実績から、ハイチ政府も公認のお店となっている。政府お墨付きの中南米料理を味わいたい方は、是非とも来店されたし。

 

専務取締役の玉置進さんから、この記事を読んでくれている皆さんにコメントを頂いた。

「コーヒーや料理など、全てのものにこだわりを持っていますので、ここに来て食べたり飲んだりして頂ければ、その良さが分かって頂けると思います。また、ハイチには昔の古き良き日本のような空気感があります。このお店の雰囲気からハイチに行ってみたいと思ってもらえれば嬉しいですし、我が家のようにゆったりとくつろいで下さい。」

 
コーヒーセットメニュー

これまで紹介してきた料理は、すべて「コーヒーセットメニュー」となっており、ハイチコーヒーが付いてくる。一般的なコーヒー豆は、深煎りにすると味が良くなるものの香りが落ちてしまうとのことだが、このハイチコーヒーの場合、直輸入された良質なコーヒー豆(カラコリコーヒー)を100%使用しているので、深煎りでありながらその香りも楽しむことができる。ラム酒を数滴入れることにより、さらに香りが引き立てられつつ、味もほのかな甘みを感じられるようになる。

●食べ物 ビーフカレー シングル 945円  ダブル 1155円
ポークカレー シングル 945円  ダブル 1155円
ペパーポット シングル 893円  ダブル 1103円
カリビアンソース(イカスミピラフorトマトベースのピラフ付) シングル 998円  ダブル 1208円
プレ・ブランシェ(イカスミピラフorトマトベースのピラフ付) シングル 998円  ダブル 1208円
ラグ・デ・ポーク(イカスミピラフ付) シングル 1418円 ダブル 1628円
●飲み物 ハイチコーヒー 473円
カフェ・オレ 578円
ミルク 578円
コーラ 578円
紅茶(レモン・ミルク) 525円
ビール(カールスバーグ) 578円
※その他にも、様々な種類の料理・飲み物が多数あります
※シングル、ダブルとはコーヒーの量のこと。
※表示価格はすべて税込