2008年05月10日 更新

【国内女子】さくら、3位浮上!パター替えてただ1人60台

パッティングが好調だった横峯さくら。自身2度目の公式戦Vが見えてきた(撮影・斎藤浩一)

パッティングが好調だった横峯さくら。自身2度目の公式戦Vが見えてきた(撮影・斎藤浩一)

 ゴルフサロンパス杯第2日(9日、東京よみうりCC=6523ヤード、パー72)首位に5打差の19位からスタートした横峯さくら(22)が、4バーディー、1ボギーで出場選手中ただ1人の『60台』となる69をマーク。通算2アンダーで3位に浮上し、自身公式戦2勝目へ期待を膨らませた。イーブンパーの72で回り、通算4アンダーの張娜(26)=中国=が首位を守った。

 緑のグリーン上で、黄色いウエアを身につけたさくらから、何度も笑顔が弾けた。

 「昨日は1オーバーだったので、スコアを伸ばしたかった。(パッティングが)自分の思ったところに打てました」

 3番(パー4)でピン右手前3メートル、4番(パー5)でもピン左2メートルを決め、連続バーディー。終盤の16番(パー4)では、ピン奥6メートルの下りスライスラインをど真ん中から入れ、ただ1人『60台』をたたきだした。

 好調の裏には、新パター投入があった。今季から師事する橋本大地コーチ(35)に前日のホールアウト後、パター変更を勧められた。効果はすぐに表れた。スタート1番(パー4)。ピン手前5メートルのパーパットを決めてパーセーブ。「あれが入ったから次につながった」と流れに乗った。

 さくらがこれまで使用してきた中尺パターは、長さ37.5インチ、総重量が541グラムある。これを3.5インチ短くし34インチ、総重量も26グラム軽くして515グラムのものにした。パターを軽くすることで、橋本コーチと取り組んできたインサイドインのストロークでグリップがずれることがなくなった。

 「父からもコースマネジメントのアドバイスを受けました」

 6日には、参院議員の父・良郎さん(48)が休みを利用して今季初めて練習ラウンドに付き添った。「全体的には悪くない」と父のお墨付きをもらったことで精神的にも余裕が生まれた。この日は、父から指摘された難関8、9、10、18番もパーで切り抜けた。

 「みんなが取りたいと思っている大会なので、私もその1人として頑張りたい」

 今季はここまで優勝がないさくらだけに、開眼したパッティングを武器に、06年「LPGAリコーカップ」以来、2度目の公式戦Vを目指す。

(稲垣博昭)

★“桃子2世”一ノ瀬4位

 プロ2年目の一ノ瀬優希=写真=が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算1アンダーの4位。「アンダーパーで回れてよかった。できれば60台を出したかった」と笑顔。熊本出身で、米女子ツアーで活躍する上田桃子と重なる19歳。「明日からはガンガン攻めていきたいし、優勝も意識していきたい」と、“桃子2世”は初優勝へ向け目を輝かせた。

◆2日間で最多となる12個のバーディーを奪い、通算3アンダーの2位につけた福嶋晃子

「ボギーを消すためのバーディーで(スコアが)伸びそうで伸びない。優勝はまだ意識していない。でも調子はいい感じです」

◆72で回り、通算1オーバーの8位に順位をあげた申智愛(韓国)

「予選はミスが多かったので、ミスを減らして、優勝の機会をうかがいたい」

◆前日2位の古閑美保は79の大叩きで通算4オーバーの21位に後退

「ボギーが止まらなくて、80を打つかと思いました。優勝は遠いかな…」

◆通算4アンダーで首位を守った張娜(中国)

「きょうの天気みたいに良くもなく、悪くもなくです。明日からも一生懸命に良いプレーをしたいです」