2008年05月06日 更新

【国内男子】“フル参戦”身がもたない!遼クン本戦へ省エネ調整

プレゼンターとしてジュニア大会に出席した遼クンは高校の後輩、中里光之介(右)らと記念撮影

プレゼンターとしてジュニア大会に出席した遼クンは高校の後輩、中里光之介(右)らと記念撮影

 男子プロゴルフの石川遼(16)=パナソニック=が5日、今後の出場トーナメントに『省エネ調整』で臨むことを明らかにした。来週の「日本プロ選手権」(15〜18日、群馬・レーサムG&Sリゾート)から実践する。遼クンはこの日、群馬・サンコー72CCで開催された「ロレックスジュニア」(日本ジュニアゴルフ協会主催)に表彰式のプレゼンターとして出席した。

 最大の敵は疲労−。遼クンは“省エネ調整”に切り替えて『プロ初優勝』を目指す。

 「開幕3試合は予想以上に充実していました。いろんな気持ちを短い期間で感じられました」

 プロ1年目の開幕戦「東建ホームメイトカップ」で、いきなり優勝争いに加わって5位と健闘した。続く「つるやオープン」も予選を通過して42位。しかし、先週の「中日クラウンズ」では無念の予選落ちを喫した。この3週連続出場で痛感したことは、なによりも『疲労』だった。

 「体が持たないですよ。(宮里)聖志プロからもアドバイスをいただきました」。父でコーチの勝美さん(51)も体調面を気遣う。

 これまでの3試合。遼クンはすべて、月曜から水曜まで毎日18ホールの練習ラウンドをこなして本番に臨んだ。さらに車での長距離移動も重なっては、16歳の若さでも過酷を極める。先週の予選落ちも、疲労によるスイングの乱れが要因だった。

 宮里聖志に限らず、他の先輩プロからも『イレ込みすぎ』を指摘された。確かに…。反省すべきことは反省する。今後は練習ラウンドを「2日間で18ホール」のペースに修正して臨む。

 来週の「日本プロ選手権」から「三菱ダイヤモンドカップ」まで“死のロード”が続く。日々の練習は大事だが、もっと大切なのは、ベストの体調で本番を迎えることだ。

 「日本プロは(本番で)絶好調の状態にもっていけるようにしたいです」。回復の早い16歳は、早くも来週に目を向けている。

(稲垣博昭)

■後輩にエール

 遼クンはこの日、「ロレックスジュニアゴルフ選手権」(群馬・サンコー72)にプレゼンターとして出席。男子15〜17歳の部で優勝した中里光之介くん(東京・杉並学院高1年)は同じ高校の1年後輩だった。子供の日とあって、小学生らの「将来なりたい職業」について「今後は『プロゴルファー』が増えてほしいと思いますし、そうなるようにがんばります」と結んだ。

★葉子ちゃんは8位

 遼クンの妹・葉子ちゃん(11)もロレックスジュニアの「女子11歳以下の部」に出場した。成績は36ホール通算12オーバーの156(77、79)で参加37人中の8位。なお、優勝した高橋恵さんは通算1アンダー(72、71)だった。