2008年04月29日 更新
スーパー高校生遼クン&フジカワ火花!5・1中日クラウンズ開幕

遼クン(左)は練習ラウンドにもかかわらず、タッド・フジカワに闘争心がメラメラ。日米スーパー高校生対決が早くもスタートした(撮影・山田喜貴)
日米のスーパー高校生が競演だ!! 男子ゴルフ第3戦「中日クラウンズ」が5月1日から4日間、愛知・名古屋GC和合C(6514ヤード、パー70)で開催される。国内最年少プロ、石川遼(16)=パナソニック=は28日、ハワイの日系4世プロ、タッド・フジカワ(17)と同組で練習ラウンド。昨年の17倍もの1126人が押し寄せるなか、闘争心メラメラで、日本のジュニア代表として勝負にこだわることを誓った。
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歴史ある和合の地で早くも火花が散った。遼クンがフジカワと笑顔で握手を交わした1番パー4。3Wを持つ手がピタリと止まった。
「あれ、タッドはドライバー? 1オン狙いかよ…」
先に打ったフジカワが振り抜いたのはドライバーだった。左の林越え1オン狙い。それならオレも−。10代の心に闘争心が芽生えた瞬間だった。自分もドライバーに持ち替え、左の林越えを果敢に攻めた。
結果は右手前のバンカー。それでも、同じ10代プロに受けた刺激は十分だった。「タッドがドライバーでいいところに打っていたんで…。左からの風が少し吹いていたけど大丈夫だった。参考になりました。本戦でも使うと思います」と、ドライバーのグリップを握り締めた。
和合の1番は368ヤードの左ドッグレッグ。距離は短くバーディーは取りやすいが、1オンに成功するケースは少なく、昨年大会も4日間を通して2人(小山内護、鈴木亨)しかいない。
手堅く刻んでバーディーか、リスクを背負ってイーグルに挑むか。98年には中嶋常幸がホールインワンを達成(結果5位)した例もあり、ドラマの可能性が詰まった1番ホール。フジカワがチャレンジャー精神を思いださせてくれた形だ。
「いつもとモチベーションが違う。ジュニアの試合に戻ったみたい。真っ向から立ち向かっていきたいし、成績にこだわりたい。日本のジュニアの代表として戦っていきたい」。主催者の粋な計らいで実現した日米スーパージュニア競演。遼クンの闘争心が沸き立ってきた。
(冨士原憲昭)
★フジカワ冷静「自分のプレーをするだけ」
2年連続出場のフジカワは、闘争心むき出しの遼クンに対し「自分は自分のプレーをするだけだよ」とキッパリ。昨年7月のプロ転向後、結果が出せずに苦しんだが、先週の『ミッド・パシフィックOP』で優勝を果たした。昨年大会は予選落ちだが、「優勝を目指したい」と意欲満々。今季は5月『マンシングウェア』、7月『セガサミーカップ』などにも来日参戦予定で将来、日本ツアー本格参戦も視野にあるという。

練習ラウンドにもかかわらず、1000人を超すギャラリーが遼クンに熱い視線を送った
★“欧州の遼クン”マキロイも参戦
遼クンが楽しみにしている10代対決は、フジカワだけではない。海外招待選手として参戦する北アイルランドの天才ゴルファー、18歳のロリー・マキロイだ。中日クラウンズは初出場だが、アマ時代の07年には欧州アマ優勝、全英オープンも4位に入った実力者。昨季中盤にプロ転向すると、わずか4試合で欧州ツアー最年少の賞金シードを獲得した注目の10代なのだ。
★この日も遼クン・フィーバー
遼クンとフジカワの日米スーパー高校生がコースに姿を現したこの日は、練習ラウンドにもかかわらず、昨年の67人を大幅に上回る1126人のギャラリーが詰め掛けた。大会が始まると、どれだけ集まるのか。遼クン人気はとどまるところを知らない。
★遼クンシャツ発売
用具、ウエア契約を結ぶヨネックスは、遼クンが着用するポロシャツ「秒乾シャツ」を発売した。汗を素早く吸収し放出するので、暑い日でも衣服内をさらさらに保つという。白地に赤と青のデザインの2種類。9240円。カラーパンツも5月10日から発売、1万290円。







