2008年04月26日 更新

【国内男子】遼プロ、30ホール乗り切り暫定22位決勝進出

遼クンは笑みを絶やさず、30ホールの長丁場を乗り切った。さあ、決勝ラウンド!(撮影・榎本雅弘)

遼クンは笑みを絶やさず、30ホールの長丁場を乗り切った。さあ、決勝ラウンド!(撮影・榎本雅弘)

 つるやオープン第2日(25日、兵庫・山の原GC山の原C、6770ヤード、パー71)遼クン、暫定22位−。この日も日没サスペンデッドとなり、35人が第2ラウンドを終了できなかった。競技を終えた中では、片山晋呉(35)と山下和宏(34)が通算7アンダーの暫定首位に立ち、石川遼(16)=パナソニック=は同1アンダーの22位。競技を終えていない選手では、岩田寛(27)が通算12アンダーとスコアを伸ばしている。

 長い1日の終わりに、『ご褒美バーディー』が待っていた。午後3時28分。この日の30ホール目、遼クンは18番で7メートルのバーディーパットを沈めた。

 「スコア的にも1アンダーでしたし、最後にバーディーが取れてよかったです」

 先週の開幕戦で5位と健闘した「勢い」に衰えはない。持ち前の集中力で、長丁場を乗り切った。

 前日の第1ラウンドは日没サスペンデッドとなり、6ホールを消化してイーブンパー。この日の競技再開(午前6時50分)に備え、前夜は午後10時に就寝。午前3時45分に起床して、午前5時にコース入りした。

 出入りの激しい“派手な”内容だった。7バーディー、4ボギー、1ダブルボギー。第2ラウンドの14番(パー4)で第1打を右隣の11番フェアウエーに打ち込み、第2打(PW)は木の枝で跳ね返るトラブル。それでも、続く15番でバーディーを奪い返した。

 「30ホールは、あっという間でした。気持ち的には18ホールに感じました」。充実感が漂う笑顔だった。

 通算1アンダーは暫定22位。26日の第3ラウンドは「スコア的にいけば、攻めていくゴルフが必要な日ですね」という。大観衆が予想される舞台で“猛チャージ”が期待される。

(大見学)

■遼クン、フィーバー

 ★観客数 この日のギャラリー数は4608人。昨年大会の第2日(2058人)から大幅増となった
 ★26日の臨時電車 能勢電鉄が会場最寄り駅の日生中央−川西能勢口間に午前中5本、午後9本の計14本を増便予定。昨年までは、午後に3〜4本を増便していたが、午前中は初めて
 ★応援バッヂ 日本ゴルフツアー機構が試合会場で販売する選手の写真入りバッヂ(1個500円)は当然、「遼クンバッヂ」が断然人気。この日は用意していた200個が、1時間足らずで売り切れた
 ★駐車違反は? 兵庫県警川西署は早朝から、コース周辺の違法駐車などをチェック。昨年大会までは見られない光景だった

★遼パパ合格点!「最高のゴルフ」

 父でコーチの勝美さん(51)は、長丁場を無難にこなした遼クンに合格点。「最高のゴルフ。13、14番の第1打以外は(10点満点中)8点。予選通過がかかった緊張感の中ですからね」。ただ、第2ラウンドのウエア(上下とも赤)には「ザリガニをゆでたみたいで、あれはちょっと…でしたね」と苦笑いだった。

◆通算7アンダーで暫定首位の片山晋呉

 「ショット、パットともにいい感じでよかった。この調子を持続していきたい」