2008年04月20日 更新
【国内男子】遼クン首位に並ぶ「攻めるゴルフをしたい」

大勢のギャラリーの視線を浴びながら、10番でカート道横から第2打を放つ遼クン(撮影・中島信生)
東建ホームメイトカップ第3日(19日、三重・東建多度カントリークラブ名古屋=7062ヤード、パー71)第2ラウンドの残りと第3ラウンドを行い、強風の難しいコンディションの中、石川遼(16)=パナソニック=が3バーディー、4ボギーの72と粘って通算6アンダーで手嶋多一(39)と首位に並んだ。手嶋は唯一のアンダーパー、70をマーク。2打差の通算4アンダーでドンファン(21)=韓国、さらに1打差で宮本勝昌(35)が続いている。昨年の賞金王、谷口徹(40)は予選落ち。
★遼トーク
−−最終日最終組を目標にしていた
「プロに交じって最終日最終組で回れると思っていなかった。ここまで成績を出せると、成長を感じるというしかないですね。難しい条件の中で、これ以上なく良いプレーができた。90点」
−−3日目を振り返って
「パターのおかげで耐えられました。でもパターに頼っていてはいけない。ショットが悪かったです」
−−ショットが悪くなった原因は
「打ち方は変えたくない。イメージを変えて、いつの間にかボールが右足寄りになっていて、より低く打とうとしていた」
−−それでも持ちこたえた
「本当にラッキーでした。スイングが乱れても、パットが入ってくれました。パットが入ってくれなかったら、80ぐらいいくスコアでした」
−−ギャラリーもすごく多かった
「一番ビックリしたのが、それ。人ってこんなにいるのか、と」
−−緊張する
「緊張で眠れないことはなかったですが、今夜は分からないですね。(緊張すると)力が入った状態になってしまう。できるだけ、素振りで大きなスイングアークをします」
−−優勝を意識する
「スコアは考えたくないが、考えないのは難しい。優勝に一番近い位置にいることで、実力は少しはある。最後の3ホールを残して優勝圏内にいられるかが鍵になる。それまでの15ホールは、自分のゴルフに徹しないといけない」
−−残り3ホールはどうプレーしたい
「今までで一番の攻めるゴルフをしたい」
■マンシングウェアKSBカップVTR
2007年5月17日に開幕し、遼クンは主催者推薦でツアー初出場。第1ラウンド72、第2ラウンド69で、通算3アンダーの23位で予選通過。悪天候の影響で最終日の20日は36ホール。首位に7打差で第3ラウンドを開始し69、最終ラウンドは17番でバンカーからカップインのバーディーも出る66の猛チャージで、通算12アンダーのフィニッシュ。15歳8カ月3日のツアー最年少優勝を飾った。
◆2バーディー、6ボギーの75で通算4オーバー、24位タイに後退した片山晋呉
「遼クンがトップ? へぇ、全然知らなかった。1人の選手なので何も言えない。もうこのスコアじゃ僕はいいでしょう。きれいに勝ってください」
◆3バーディー、4ボギーの72で通算2アンダーのS・K・ホ
「5番から9番は嫌いなホール。今朝のサスペンデッドの再開もそこからで嫌だった。風が強くて長いパットがすごく難しい」
◆3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで通算4アンダーのドンフアン
「優勝? チャンスが来たら、という感じです。遼クンは自分よりも上にいるし、素晴らしいですね。あしたは自分の中でいいプレーができればいい」








◆サポーターズバッジ販売数1位を遼クンに譲った深堀圭一郎は通算5オーバー
「いいんじゃないですか。盛り上がっている証拠でしょう。彼もプロだしね。プロ野球でもダルビッシュや桑田のように高校から活躍する人がいて盛り上がった。シーズン終わって彼が1位だったら悔しいけど、今回は勝ってほしいね」