2008年04月01日 更新

【国内男子】遼クンの恩返し!ジュニア育成プロジェクトを発足

ゴルフ界への恩返し。遼クンは「ジュニア育成プロジェクト」を立ち上げた

ゴルフ界への恩返し。遼クンは「ジュニア育成プロジェクト」を立ち上げた

 ジュニア育成の恩返し! 男子プロゴルフの石川遼(16)=パナソニック=が3月31日、「石川遼ジュニア育成プロジェクト」を発足させた。今後はトーナメント出場に並行して“第2の遼クン”育成に取り組む。また、日本プロゴルフ協会(PGA)は同日の理事会で、石川を特例でPGA会員に認定した。

 遼クンが「ジュニア育成プロジェクト」をスタートさせた。

 「僕が読んだゴルフ関係の本に『ゴルフで得たものはゴルフに返す』という言葉がありました。少しでもゴルフファンの皆様に夢と希望を与え、誰からも応援されるようなプロゴルファーを目指していきたいです」

 具体的には2つの活動を行う。まずは「石川遼ジュニア育成基金」を設立。今月17日に開幕する男子ツアー「東建ホームメイトカップ」(三重・東建多度CC)から出場大会のバーディー1個につき1万円、イーグル1個につき2万円を積み立てる。シーズン終了後、積み立てた全額をジュニア育成団体などに寄付するもの。

 ちなみに、昨年の出場8試合で試算すると合計94万円だが、今季は15試合以上に出場予定なので単純計算では206万円を超える。そして、シーズンオフには「ジュニアクリニック」(詳細は調整中)を開催する。

 また、日本プロゴルフ協会(PGA)はこの日の理事会で、遼クンを同協会会員に認定。即日、代理で出席した父の石川勝美さん(51)に認定証を授与した。16歳6カ月での入会は史上最年少。講習は12月、ことしの実技テスト合格者と一緒に受ける。これにより、PGAは3年後をめどに開催を予定している「PGAジュニア選手権」など、ジュニア育成プログラムに遼クンの協力を得る。

 勝美さんは「遼はPGAの理念であるゴルフの普及と社会貢献活動に共感しています。彼(遼クン)を見てゴルフを始める人が増えてくれればいい」と語った。

■PGA会員になるには

 PGAが主催する実技テスト(プレ予選から最終テストまで4段階)を通過して、講習を受ければPGA会員に認定される。または、国内男子ツアーの賞金シード(賞金ランク上位70人)を獲得してPGAに申請すれば、実技テスト免除で認定される。遼クンは昨年5月のマンシングウェアKSBに優勝するなどの功績が認められた。なお、従来は「18歳以上」とされていた年齢制限は昨年、「16歳以上」に改定された。

■今後の遼クン

 遼クンは2日、地元(埼玉・松伏町)の吉川警察署などが主催する春の交通安全運動で「1日警察署長」をつとめる。3日からは国内男子ツアー開幕3試合(東建ホームメイトカップ〜中日クラウンズ)の開催コースで下見ラウンドを行う予定。