メキシコ選手権第3日(4日、チャプルテペックGC=7330ヤード、パー71)首位に11打差の46位から出た松山英樹(25)=LEXUS=は6バーディー、1ボギーの66をマーク。通算3アンダーで首位に9打差の25位に浮上した。36位から出た谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=は通算4アンダーで18位、池田勇太(31)=フリー=は通算8オーバーの68位。13番(パー3)でホールインワンを達成したジャスティン・トーマス(23)=米国=が66と伸ばし、通算12アンダーで首位に立った。
3日目にしてようやくアンダーパーの66をマーク。松山がほっとした表情を見せた。フェアウエーキープ率は100%。パー3を除く全14ホールでフェアウエーを捉えた。パーオン率も72・22%と高い数字を記録したことで、納得した様子。「あとはパット次第。最終日は少しでも伸ばしていきたい」。首位に9打差と優勝争いは厳しいが、世界ランキング4位の25歳は上位を狙う闘志を失っていない。
「後半はパットがなかなかラインに乗ってくれなかったけど、最後(18番)はやっとバーディーパットが入ってくれた。最終日は淡々とトップ10を狙いたい」