レクサス選手権最終日(8日、茨城・大利根CC=7011ヤード、パー71)武藤が持ち前の爆発力を発揮、鮮やかに逆転勝利を手にした。10、11番の連続バーディーで首位に並ぶと、難しい13番で9メートル、14番で6メートルを沈め、再びバーディーを連ねて一気に抜け出した。
ショットの好調さが大きな武器となった。林がせり出し、選手にプレッシャーを与える、この後半の難所でも「フェアウエーを外す気がしなかった」という。
武藤は昨季、ドライバーの飛距離と正確さを合わせたトータルドライビング部門の1位。今季は鳴りをひそめていた「飛んで曲がらない」ティーショットをやっと取り戻した。
31歳。石川遼らの若手と、ベテラン勢にはさまれ、このところ元気のなかった“谷間の世代”を代表するスケールの大きさが魅力だ。
武藤俊憲
「基本的なトレーニングを積んだことで自分のショットが戻った。丸山さんのオーラを感じない1組前で回れたことで、自分のプレーに集中できたのも勝因になったと思う」