HSBC選手権第3日(7日、中国・上海・シェーシャン国際GC=7199ヤード、パー72)首位から5打差の10位スタートの石川遼(18)は3バーディー1ボギーの70で回り、通算7アンダーの8位タイと順位を上げた。
強風に世界の一流選手ですらスコアメークに苦しむ中、石川が正確なドライバーショットでスコアを伸ばした。
「ドライバーはアイアンショットと違って距離感は大事ではない。まっすぐ飛び出せばそれでいい」。向かい風の中、11、13、14番でいずれもフェアウエーをキープ。正確な縦のスピンで直線軌道を描き続けた。
風への対処法は練習場では学べない。休まずに国内外の試合に出続けた経験で「この1年間でストレートに打っていけるようになった」と胸を張る。
前日の10位から8位に浮上。最終組には世界ランキング1、2位のウッズ、ミケルソンが名を連ね、その3組前を回る。「最終日で(ウッズらに)近い組のプレーは初めて。朝からすがすがしい気持ちだと思う」。さらりと語るその姿に日本のトップ選手としての自覚がのぞいた。(共同)