全英オープン選手権第2日(17日、英国、ターンベリー・エイルサコース=7204ヤード、パー70)決意を示す、黒のいで立ち。王者ウッズは鬼気迫る険しい表情で1番ティーに現れたが、この日もショットの精度に苦しんだ。
7番でこの日初のバーディーを奪ったが、8、9番で連続ボギー。さらに、10番で大きくつまずいた。1Wで放ったボールが右へ。ギャラリーらも行方を探し、2度ボールが発見されたが、いずれもウッズのものではなかった。結局、ロストボールとなり、痛恨のダブルボギーとなった。
初日も何度も首をかしげ、1オーバーの71、68位と出遅れた。「少しだけミスを犯した。でも、ミスをしても1オーバーなんだから…」。言葉は楽観的だったが、声に力はなかった。
1アンダーで迎えた終盤にも15番(パー3)で第1打がグリーンをとらえられずにボギー。16番(パー4)では第2打をグリーン手前のクリークに入れ、連続ボギー。そのミスショット後にクラブを投げつける場面もあった。
天候に大きく左右される全英オープンで、風がなく絶好のコンディションに恵まれたが、ショットが不調でその好機を生かすことができなかった。英紙デイリー・レコードは「カメラマンの陰に隠れてウッズが見られない」との見出しをつけ、遼クンと同組になったために日本メディアを含む約100人が大移動し、リズムが乱されたことを不調の要因にあげるなど同情論も出る始末。
だが、目線は前を向き、「しっかり狙った方向に打てるようになれば」と立て直しを期す。