男子ゴルフのアジアと欧州の団体対抗戦「ザ・ロイヤル・トロフィー」が9日から3日間、タイ・バンコクのアマタ・スプリングCC(7470ヤード=パー72)で開幕、石川遼にとって団体戦ならではの難しさを痛感した今季初の実戦ラウンドだった。
石川、谷口組は10番のバーディーで初めてリードを奪ったが、波に乗れない。石川は12番の2打目をバンカーへ、13番のティーショットを右の池に入れた。谷口のアプローチと石川自身の好パットでともにパーでしのいだが、ちぐはぐなゴルフに石川は「マッチプレーの怖いのは1打で流れが変わるところ。勝負の浮き沈みが激しかった」と振り返った。
前日は好調だったドライバーも安定性を欠き、ラウンド中に谷口が「無駄な力が入り、体がぶれている」と指摘する場面も。独特な戦いに、17歳は本来の力を出し切れなかった。
勝負どころの集中力も欧州組が上回った。イーブンで迎えた15、16番で連続バーディー。1999年の全英オープン覇者でもあるローリー(英国)が、ともに3メートルほどのパットをきっちり沈めた。欧州の底力を見せつけられた石川は「本当に悔しい。この悔しさをあしたにぶつけたい」と雪辱を誓った。
2日目は2人のいい方のスコアを採用する形式。今度は石川本来の攻めのゴルフが見られるか。(共同)