動画レッスン【Enjoy!Golf】青木瀬令奈の「つま先下がりの打ち方」編

 
青木瀬令奈

 今季ツアー1勝のプロ7年目、青木瀬令奈(24)=三和シヤッター工業=が、100切りを目指すアベレージゴルファーへ向けて3回にわたって実践テクニックを伝授。第2回は、つま先下がりのライからの打ち方。「左を向いて打つ」のが定石とされるが、実はそうとは限らないという。旬の女子プロの技は動画でも紹介しています。 (取材構成・清野邦彦、稲垣博昭)

 ライの中で最も難しい、つま先下がり。よく見かけるのが、目標に対してすごく左を向いて打っている方です。足よりもボールが低い位置にあるので、スイングがアップライト(縦振り)になり、スライスが出やすくなると想定して左を向くのでしょう。

 しかし、実際に打ってみると左にボールが出たり、フルショットしようとして上体が前に出てしまって体が開き、クラブフェースも開いて思った以上に右に飛んでいったりします。心当たりはありませんか?

 こういった、大きなミスにつながらないようにするために、私はスライスを想定せず、逆にストレートかドローをイメージして打つようにしています。そのポイントは、通常より1番手大きいクラブを使ってミート率を上げるショットです。

 たとえば、ピンまで残り120ヤードのつま先下がりのライでは、8Iを選択します。

 〔1〕目標までの飛球線に対して体(つま先のライン)が平行になるようにまっすぐ構えて、しっかりアドレスをとります

 ※肩のラインを左に向ける必要はありません。

 〔2〕1番手大きいクラブを使い、グリップは短く持って、ややボールの近いところに立ちます

 ※グリップを長く持つとクラブのネックが地面に先に当たって、ダフリの原因になります。

 〔3〕両膝の高さを変えずに8割ぐらいの力で振り切ります

 ※両膝の高さをキープすることで、スイングの始動からフィニッシュまで体の上下動を抑えられます。

 ミート率を優先する分、体重移動を少なくして、体の真ん中でボールをとらえるようにしてください。また、クラブヘッドのソールが地面の全面につくように打つことで、ボールはドローやストレートに出て、高さも上がりやすくなります。

青木 瀬令奈(あおき・せれな)

 1993(平成5)年2月8日生まれ、24歳。前橋市出身。7歳でゴルフを始める。2008年「全日本女子パブリックアマ」「全国高校選手権」など優勝。前橋商高を卒業した11年にプロテスト合格。15年に賞金ランク27位で初の賞金シード。昨季賞金ランク27位。今年6月の「ヨネックスレディス」でツアー初優勝。今季19試合に出場、獲得賞金2088万1500円で賞金ランク26位。得意クラブはウエッジ、パター。家族は両親と姉。1メートル53、50キロ。

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