2008年05月16日 更新

独ベルリンで喝采!!勘三郎「平成中村座」欧州公演スタート

 歌舞伎俳優の中村勘三郎(52)率いる「平成中村座」の欧州公演が14日(日本時間15日)、独ベルリンの「世界文化の家」で始まった。詰めかけた観客は日ごろ経験できない日本の伝統芸能に引き込まれていた。

 勘三郎の父、十七代目が1965年に初めて独公演を行っており、漫画やすしなど日本文化のブームが広がる欧州で伝統芸術を体験できる貴重な機会として当地でも高い関心を呼んでいる。

 演目はニューヨーク公演でも好評だった世話物狂言「夏祭浪花鑑」。ある地元紙の文化担当記者は、舞台を飛び出して観客席をも走り回る演出に、「カブキは静かな世界だと思っていたが、笑いもあり動きのある一大スペクタクルだ」と驚いた様子だった。

 ベルリン公演は21日までで、その後はルーマニア・シビウの国際演劇祭でも公演する。