2008年05月13日 更新

ゴマキ弟に求刑8年、公判中には初めての涙も…論告求刑公判

 歌手の後藤真希(22)の弟で、強盗致傷罪などに問われている元歌手、後藤祐樹被告(21)の論告求刑公判が12日、東京地裁(林正彦裁判長)で行われた。検察側は「再犯の恐れも大きい」と、懲役8年を求刑した。判決は21日。

 後藤被告は丸刈り頭に、首筋の鯉の入れ墨がのぞく黒スーツ姿で入廷。昨年9月の東京都渋谷区の工事現場での銅線の窃盗、警備員への暴行などについての罪状認否で、「生活費やマンションの修理代を稼ぐために盗んだ。私が犯した罪で多大なご迷惑をおかけしました」と反省を口にした。警備員への暴行は否認したが、示談金200万円を支払ったことを明らかにした。

 傍聴席からは母親と7月上旬に第3子を出産予定の妻が見守った。弁護士から妻子への気持ちを問われると、約10秒の沈黙の末、涙声で「大変申し訳なく思います」と、この公判中で初めて涙を流した。被害者、勤務先の会社にも謝罪し、「これから社会人として真面目に生きていきます」と最後に話した。その一方で、退廷時には後藤被告に手を振る母親に笑顔を返す一幕もあった。