2008年05月09日 更新

「ホームレス中学生」主役は田村本人も驚いたそっくり少年

 お笑いコンビ、麒麟の田村裕(28)が書いた大ベストセラー自伝が7月にフジテレビ系でドラマ化されることが8日、分かった。田村の中学生時代を演じるのは、100人を超える子役のオーディションを突破した黒木辰哉(13)。田村本人も「似すぎやろう」と驚いたそっくり少年だ。

 原作は、中学生の田村が家族と別れ、公園でホームレス生活を送った体験を綴ったもので、昨年のベストセラーランキングで2位を記録し、現在217万部を突破。小池徹平(22)の主演で映画化(10月25日公開)されることも決まっている。

 同局編成部企画担当の立松嗣章氏は「可能な限り原作の魅力、雰囲気を伝えたい」と、要となる田村役のオーディションを3月から数回行ってきた。そこで見初められたのが黒木。「ひと目みた時から全員の目がくぎ付け。顔立ちはもちろん、醸し出す雰囲気が田村さんに近かった」と三竿玲子プロデューサー。武内英樹監督は廊下で黒木を見かけ「今、そのものがいた」と爆笑したという。

 劇団東俳に所属する黒木だが、主役級はゼロ。にもかかわらず、容姿で並み居る天才子役たちを押しのけて大役を射止めた。黒木と対面した田村の第一声は「めっちゃ似てるやん!」。“分身”に「自然にやってくれたら中身的にも似てる気がします」と期待を寄せた。

 一方の黒木は、今月中旬に始まる撮影に備え演技のけいこ中で、「精いっぱい頑張ります」と決意を語っている。