2008年04月28日 更新

米映画「スピード・レーサー」史上最大ワールドプレミア開催!

現実のものとなった“マッハ号”。やはりハリウッドはやる事がデカい(AP)

現実のものとなった“マッハ号”。やはりハリウッドはやる事がデカい(AP)

国際色豊かな作品で“アジア代表”として好演した真田広之(左)とRain=ロサンゼルス

国際色豊かな作品で“アジア代表”として好演した真田広之(左)とRain=ロサンゼルス

 【ロサンゼルス26日(日本時間27日)=石山真一郎】米映画「スピード・レーサー」(7月5日公開)のワールドプレミアが26日(同27日)、当地の「ノキアセンター」に観客4000人を集め、盛大に行われた。「マトリックス」シリーズで知られるウォシャウスキー兄弟が、日本のアニメを実写化した話題作。日本から出演の真田広之(47)は「2度、3度見たくなる作品」とPRした。

 ハリウッドでも史上最大、4000人を招待してのワールドプレミアが実現した。劇場前には全長150メートル、幅5メートルとこちらもハリウッド最長のレッドカーペットだ。

 そこへ世界各国からの150人の報道陣、沿道を埋め尽くした1000人が集結。午後4時すぎ、一気に大きくなった歓声に包まれ、真田が登場した。

 髪を後ろに束ね、劇中と同じ黒のスーツ姿。映画では謎の実業家を存在感たっぷりに演じた。その手応えが、自信に満ちた表情に表れていた。

 今作は吉田竜夫氏原作のアニメ「マッハ GoGoGo」の実写化で、「マッハ5号」で栄光を夢見る若きレーサーと家族の深い絆を描く。「マトリックス」3部作のウォシャウスキー兄弟、5年ぶりの新作だ。兄弟は新開発のハード・ディスクカメラを駆使。想像力豊かな映像を自在に展開し、観客の五感に訴える。

 真田は原作のファンでもあり、映画化を聞き出演を即決。「見たこともない映像で、レースシーンには『ここまでがーんっ、とやるか』と驚いた。アニメの実写版というより、21世紀版のCGの最高作。次世代の観客を開拓しようという狙いもすごい」と興奮気味にまくしたてた。

 このほか、米俳優のエミール・ハーシュ(23)、同女優のクリスティーナ・リッチ(28)、そして韓国歌手Rain(ピ=25)ら6カ国の俳優が参加し、国際色豊かな作品となっている。

 その中で“日本代表”の真田は、「家族の絆、友情など根底には熱いドラマが流れている。テンポが速いから2回、3回見てもらえれば、映像美に隠された、骨格の部分が見えてくる」と、特撮部分だけではない、この作品の奥深さを日本人メディアに語っていた。


■スピード・レーサー

 天才ドライバー、スピード・レーサー(エミール)は愛車マッハ号の設計者でもある父(ジョン・グッドマン)と、レースで不正を行い巨額の利益を得る大組織・ローヤルトン工業からカーレースを守るため、危険なクロスカントリー・ラリーに挑む。買収されたドライバーたちの妨害の中、スピードは家族と謎の男・レーサーX(マシュー・フォックス)に支えられ、チェッカー・フラッグを目指すのだが…。

★主演エミール来日、6・29ジャパンプレミア

 今作のジャパンプレミアは、6月29日に東京ドームで開催。特大スクリーンで国内最大規模の3万5000人を招待する。主要キャストも来日予定で、主演のエミールは「『もののけ姫』が大好き。日本には2度行っていますが、また渋谷に行きたい」。日本でも人気のRainは「日本での計画は秘密。みなさん愛してます」とうれしそうだった。