2008年04月25日 更新
小出恵介、「から騒ぎ」舞台初出演“世界の蜷川氏”抜てき

初公開された舞台「から騒ぎ」のポスタービジュアル。蜷川氏のアイデアで舞台内容とはガラリと変えて王子様風に
俳優、小出恵介(24)が、“世界のニナガワ”こと蜷川幸雄氏(72)演出の「から騒ぎ」で舞台初出演にして初主演を果たすことが24日、分かった。「彩の国シェイクスピア・シリーズ」第20弾で、男性同士の衝撃キスシーンにも挑戦する。都内でサンケイスポーツのインタビューに応じた小出は、いきなりの高いハードルに「挑戦しがいがある。燃えます!」と情熱全開だった。
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フジテレビ系人気ドラマ「のだめカンタービレ」でアフロヘアの乙女な男子音大生・真澄役、ヒット映画「キサラギ」ではマシンガントークのモヒカン男、現在はTBS系ドラマ「ROOKIES」で野球部員を好演中の小出が、いよいよ舞台で弾ける。
きっかけは一昨年春。「キサラギ」を撮影中の東京・東映大泉撮影所で、先に蜷川氏の舞台で主演を務めていた小栗旬(25)に仲介されて蜷川氏と初対面。会話はあいさつだけだったが、蜷川氏はもともとあったという小出への興味をさらに深めた。
「『キサラギ』を見て、明るくて影があってせりふが明晰。その上、芝居の切り替えが早い。シャープでいい俳優だと思った。いつか仕事をしたいと思っていました」と蜷川氏。
突然舞い込んだ大役に小出は大喜び。「演劇はもともと好きで、大学(慶大)の時は早大など学生劇団の舞台をよく見ていました」。客演で主役をした経験もあり、俳優デビューから3年目で迎えた初舞台に「かねがねやりたいと思っていた。やっとできる!」と胸の内が熱い。
蜷川氏と言えば鬼指導で有名だが、「以前出演した『パッチギ!』(井筒和幸監督)の時もそうでしたが、厳しい状況の方が何かが変わる。負けん気が勝ちます。(相手を)うならせたいって気持ちになりますから」と度胸が据わっている。
主演する舞台は「彩の国シェイクスピア・シリーズ」第20弾にして男性俳優のみで演じるシリーズの第4弾。見せ場のひとつ、男性相手のキスシーンには「女の人だと照れるから男性相手の方が思い切りできるかも。『のだめ』の時もアドリブで(主演俳優の)玉木(宏)君にキスしました。真澄を成仏させようと思って(笑)。今回も役に入って、したい気持ちになると思います」と体当たりで挑む覚悟だ。
■カップル2人組 恋の行方は…
2組のカップルが1人の男のたくらみに翻弄されながらも真実の愛を貫く姿を描いた喜劇。独身主義の貴族ベネディック(小出)と知事の養女ビアトリス(高橋一生)は会えば口論ばかり。親友の貴族クローディオ(長谷川博己)は知事の娘ヒアロー(月川悠貴)に恋をする。さて2組の行方は…。彩の国さいたま芸術劇場で10月7〜23日。新潟、名古屋、大阪でも公演予定。
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