2008年04月10日 更新

キムタク内閣発足!所信表明は「ドラマ通じ政治に関心持って」

 SMAPの木村拓哉(35)が総理大臣役で主演するフジテレビ系「CHANGE」(月曜後9・0、5月12日スタート)の制作発表が9日、都内で行われた。赤いひな壇上に豪華出演者が勢ぞろいし、首相官邸の組閣認証式さながらの記念撮影を行い、盛り上げた。モーニング姿の木村は「イメージする政治家はいない。ドラマを通じて、テレビや政治に関心を持ってもらいたい」と所信表明した。

 ジャニーズJr.時代以来という黒いモーニングに身を包んだ木村が“日本の顔”の役柄通り、華麗に堂々と登場した。

 無数のフラッシュを浴びると「内閣総理大臣は想像つかない世界。みなさんと同じレベルの政治関心度の中、あえてそのレベルを飛び越えてみようと思いました」と気迫のこもったあいさつ。その引き締まった表情に、今作品にかける意気込みがにじみ出ていた。

 ドラマは木村扮する政治に全く興味がない小学校教師・朝倉啓太が、ある事情から政界に担ぎ出され、自身の思惑をよそに首相に任命されてしまう物語。木村は「政治的なつながりというより、人と人との関係性を大切に演じたい」と意欲満々。木村をサポートする有能な秘書役の深津絵里(35)も「全力で朝倉総理をお支えしたい。みんなが政治を身近なものに感じられるよう頑張ります」と意気込んだ。

 また、目標とする政治家について木村は「いません。番組で小泉(純一郎元首相)さんら政治家の方々とお会いしたけど、個性的でキャラクターが強い。それを引用するのは失礼だし、ドラマの趣旨と反する。それよりも朝倉啓太としての総理を演じたい」と自分流を貫く構え。「実際に出馬依頼がきたら?」との問いには「(秘書の)深っちゃんに相談します」と笑ってけむに巻いた。

 政治家の失言、年金問題など政治不信が続く日本。また、各局の連続ドラマの視聴率不振が続く中、国民的支持を集める木村への期待は高いが、「政治への興味や熱意と同様に、テレビも(視聴者の興味が)希薄になってると感じる。このドラマを通じて距離感を近いものにできたら。政治にかかわる人々にも関心を持っていただきたい」。

 “最高支持率”の獲得なるか!? キムタク首相の手腕に注目が集まりそうだ。

★赤いひな壇上に豪華出演陣

 この日は木村、深津のほか、日本政友党総務会長役の寺尾聰(60)、選挙プランナー役の阿部寛(43)、うぐいす嬢役の加藤ローサ(22)ら11人の豪華出演者が勢ぞろい。木村と初共演の寺尾は「出演を決めたのは木村さんが出演するから。俳優としてもミュージシャンとしても一流の彼と一緒に仕事がしたかった」。出演者の中で唯一、政界経験者である元参院議員で同党幹事長役の中村敦夫(68)は「現役時代は無所属の一匹狼だったのに、幹事長に出世した。このドラマで社会がどう変化するのかが楽しみです。国民のために頑張りたい」と熱く語った。