「おくりびと」モントリオールでグランプリ

2008.9.3 05:02

 俳優、本木雅弘(42)と女優、広末涼子(28)主演の映画「おくりびと」(滝田洋二郎監督、13日公開)が2日、カナダで開催されていた第32回モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞した。

 同作は、遺体を棺おけに納める納棺師(本木)を通じ、人間の尊厳や家族のきずなを描いた物語。日本映画のグランプリ獲得は、83年の「未完の対局」(佐藤純弥監督)、06年の「長い散歩」(奥田瑛二監督)以来、2年ぶり3度目だ。

 仕事の都合で現地には監督、キャストとも行けなかったが、国内で朗報を聞いた本木は「驚きながら、喜んでいます。改めて“人の生死、そして命をつなぐこと”は、文化を超えて、世界に通ずるテーマだと実感しました」。広末も「日本だけでなく、海を越えて、この作品がたくさんの人々に愛してもらえることを、本当にうれしく思います」と喜びを爆発。3日には、本木が都内で急きょ受賞報告会見を開く予定。今回の受賞は、公開に向けても追い風となりそうだ。

 一方、同じくコンペティション部門に出品された俳優、佐藤浩市(47)主演の映画「誰も守ってくれない」(君塚良一監督、来年1月24日公開)は、最優秀脚本賞を受賞。主演映画「未完の対局」がグランプリを受賞した父で俳優、三國連太郎(85)に続く“親子2代受賞”に、佐藤は「日本映画が国際映画祭で認められて、大変うれしい」と喜んでいる。

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