ロックユニット、Superflyのボーカル、越智志帆(24)が、敬愛する米歌手、故ジャニス・ジョプリンの“後任”に指名された。このほど米サンフランシスコで、1970年に27歳で急逝した伝説のロックシンガー、ジャニスが在籍したロックバンド、ビッグブラザー&ホールディングカンパニー(BBHC)と共演。その実力を認められた。
デビューアルバムが2週連続オリコン1位、50万枚突破の大ヒットを記録。この勢いに乗り、国境と40年もの時空を越え、最も影響を受けた伝説の世界へ飛び込んだ。
BBHCはジャニスが関係したバンドで唯一の現役。関係者を通じ「日本でジャニスを敬愛するアーティスト」とテープを送ったところ、いきなり彼らの本拠地、サンフランシスコの「スタジオD」に招待された。
志帆は「ジャニスがBBHCと演奏した、本当に初期の曲をやりたい」と、「心のカケラ」「サマータイム」「ダウン・オン・ミー」のセッションを希望。通訳も入れず演奏に入った。アレンジやキーを変えたり、音楽だけを介したコミュニケーションは、延々5時間近くにわたった。
BBHCは「とてもマジカルな時間だったよ。こんな小さな体のどこから、あんな力強くて大きな声が出るんだ。志帆はヒッピーのノリも感じられるし、来年は、ぜひ一緒に各地の夏フェスをツアーしたいね」とベタボレ。バンドの初代女性ボーカル、ジャニスの“後任”に勧誘した。
志帆は「日本にもジャニスに憧れてシンガーを目指したアーティストがいるよって、彼らに伝えたい思いで歌いました。温かなグルーヴに包まれた、感動のセッションでした」と感激。「ミュージシャンとして学ぶことが多かった」と、飛躍の糧にすると誓っていた。