【星組】安蘭けい「ご期待ください!」 “スカピン”東京公演

2008.8.22 15:44

 宝塚歌劇星組「スカーレット ピンパーネル」東京公演が22日、東京・日比谷の東京宝塚劇場で始まった。

 米ブロードウェーミュージカルの宝塚版で日本初演。仏革命の最中、弾圧される仏貴族を救い出す英秘密結社「紅はこべ」の首領パーシーを主人公にした冒険活劇。

 この日は公演前に舞台稽古が行われたが、パーシー役のトップスター、安蘭けいは稽古の段階から歌巧者らしい魅力を全開。音楽を担当する作曲家フランク・ワイルドホーンが書き下ろした「ひとかけらの勇気」などを伸び やかな歌声で披露した。

 「書き下ろしは光栄に思いますし、大切にうたいたいとも思っています」と安蘭。

 また、北京五輪で金メダルを獲得した女子ソフトボールの上野由岐子投手の投げ真似をアドリブで盛り込むなど、沸かせた。

 「アドリブしすぎだと注意もされていますが、東京公演でもお客さまの反応に合わせてやりたいです」とニヤリ。

 宝塚大劇場を盛況で終えての東京公演。稽古後に会見した安蘭は「とうとう東京にやってまいりました。みなさまの期待にこたえられるよう、精いっぱい、がんばりますので、どうぞ、ご期待ください!」と話していた。

 10月5日まで。

稽古後の安蘭けいの会見一問一答は以下のとおり。

安蘭けい とうとう東京にやってまいりました。みなさまの期待にこたえられるよう、精いっぱい、がんばりますので、どうぞ、ご期待ください!

−−主人公パーシー・ブレイクニーのどこに共感するか?

安蘭 (ヒロインの)マルグリットを思うパーシーの愛ですね。あとは正義の味方の部分。

−−音楽を担当しているフランク・ワイルドホーンの音楽について

安蘭 ワイルドホーン先生は譜面通りに音を再現することには執着がなくて。「作曲家だけど、僕は感じたままを音にするから」と、音が違っていても怒られませんでした。「それよりも人に伝えることを大切にしてほしい」と。全員で、その点に気をつけながら、がんばりました。コーラスは難しくて、毎朝自主けいこをするなど、力を入れました。

−−ワイルドホーンは安蘭に「ひとかけらの勇気」という新曲を書き下ろしたが

安蘭 あれは、私のCDを聴いて作ってくださったそうですから、光栄に思いますし、大切にうたいたいとも思っています。(演出家の)小池(修一郎)先生がつけてくださった歌詞も、とてもよくて。裏方さんが「聴いていたら勇気をもらった。がんばらないと、と思った」といっているのを聞きました。「栄光の日々」という歌もとてもよい曲です。

−−宝塚大劇場公演と東京公演。違うところは?

安蘭 私に関しては、(パーシーが変そうした)グラパンという人物が問題というかキーポイントです。宝塚大劇場公演の際は、グラパンがひとり歩きしすぎたので、パーシーに近づけるよう指導されました。気をつけようとしています。

−−稽古では(五輪ソフトボール投手、上野由岐子の投球方法のしぐさをする)アドリブも飛び出したが

安蘭 そのへんも小池先生からは、ご注意をいただいていまして…。「やりすぎているんじゃない?」と、いわれたんですが。そうですね。楽しかったらいいという問題じゃないんだなと反省しつつも、東京のお客さまがどのような反応をされるか。それに合わせて、また、いろいろやっていきたいなとは思っています。

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