新人女優の山本ひかる(17)が映画「エリートヤンキー三郎」(来春公開、山口雄大監督)でヒロインを演じることが31日、分かった。オーディションで「ポスト上野樹里だ!」と絶賛され、映画出演3本目での大抜擢。ゲーム好きな少女の設定で、「きぇ〜」と奇声を発してゲーム機に突っ込むなど弾けた演技を連発し、個性派女優への成長を予感させている。
ドラマ「のだめカンタービレ」で「ぎゃぼー」と奇声を上げブレークした上野樹里(22)に続き、U17世代から山本が「きぇ〜」と飛び出した。
阿部秀司作の同名不良ギャグ漫画(週刊ヤングマガジン連載中)を原作に、極悪一家の三男のオタク高校生・三郎が、意思とは裏腹に不良のエリート街道を突っ走る物語。山本は三郎のガールフレンドで、ゲーム好きな女子高生・春菜を演じる。
東映ビデオ・國松達也プロデューサーは「とてもばかばかしい話のヒロインなので、立ち位置が難しい役です。バカだけど純粋でチャーミング、というイメージで探しました」と、約60人の最終候補と面談。そして、「役にまっすぐ向かう姿勢と意志の強さを感じ、樹里ちゃんのようにどんな役もこなせる女優になる可能性を感じました」と、山本を抜擢した。
サンケイスポーツは、都内某所、深夜のゲームセンターで撮影に挑む山本を取材。三郎と対戦型格闘ゲームをやる場面をノリノリで演じ切った後、「私自身がゲームおたくで、特に格闘モノやアクションが好き。春菜役はとても入りやすいです」と楽しげに語った。
ちなみに男性の好みは「硬派な人が好き。こわもては怖くない」とヤンキーものと相性バッチリ。目標は「『のだめ』の上野さん、すごく面白かったです。あと『大奥』での松下由樹さんの迫力のある演技も素敵でした。コミカルからシリアスまで全然違う演技が出来る女優になりたい」と、愛らしい声で“啖呵”を切った。
また、主人公の三郎は平成16年の「JUNONスーパーボーイコンテスト」グランプリの俳優、石黒英雄(19)が演じる。