あちゃ〜!たむけん焼き肉店で食中毒騒動

2008.7.29 05:10

 お笑いタレント、たむらけんじ(35)が経営する焼き肉店「炭火焼肉たむら」名古屋店(名古屋・中区)で食中毒騒動があり28日、同市から営業禁止処分を受けた。体調不良を訴えた客4人から細菌「カンピロバクター」が検出され、1人が一時入院した。たむらは同日夜、大阪市内で会見し、「夏場に生ものを出している僕の見解の甘さが原因」と経営者として謝罪した。

 獅子舞漫談でみせるおどけたたむらとは、180度違う神妙な表情だった。グレーのスーツ姿で現れると、「僕の生肉に対する見解の甘さというか、昨年の夏、一度も(食中毒が)なかったという安心感が…」と油断があったことを認めた。

 名古屋市によると、14日に名古屋店で食事をした客4人が下痢や発熱などの症状を訴え、そのうち、3人からレバ刺しなどが原因と思われるカンピロバクターが検出された。4人は18〜21歳の男性でアルバイト仲間。いずれも16日ごろに体調を崩し、1人は一時入院したが、全員快方に向かっているという。

 たむらは経営者として、体調を崩した4人に直接謝罪したといい、「いまの健康状態をお聞きして、今後のお話もさせていただきました。これから誠意ある対応を一番に考えている」と話した。同店は保健所から営業再開の許可が出るまで休業する。蒲生本店(大阪・城東区)、南船場店(同・中央区)、須磨海の家店(神戸・須磨区)も、名古屋店の営業再開まで営業自粛する。

 再発を防止するために専門家のアドバイスを受け、新しい洗浄方法を導入。全店舗で衛生管理を強化することも報告。年商6億円とも言われる人気店のおごりという声には、「調子のいいときこそ謙虚にいかなアカンという思いを持ちながら、やってるんです」と真剣な表情で答えた。

 この日は、関西ローカル番組の出演を休んだが、芸能活動については「吉本興業にお任せしています」。吉本側は「特に処分などは、ございません」としている。

 約30分間、直立したまま会見したたむらは最後に「また(炭火焼肉)たむらで食べたいと言っていただけるよう、一からがんばりますので、よろしければ応援してください」。営業再開は保健所の判断となるが、笑えない事態に最後まで笑いは封印するしかなかった。

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