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群馬県で防災ヘリ墜落、2人死亡…県防災航空隊員ら9人搭乗

群馬県で防災ヘリ墜落、2人死亡…県防災航空隊員ら9人搭乗

防災ヘリ「はるな」の残骸が発見された山中の現場 =10日午後2時40分、群馬県中之条町

防災ヘリ「はるな」の残骸が発見された山中の現場 =10日午後2時40分、群馬県中之条町【拡大】

 10日午前10時すぎ、9人が乗った群馬県の防災ヘリコプター「はるな」(天海紀幸機長)が飛行中に消息を絶った。捜索していた航空自衛隊ヘリが午後2時45分ごろ、同県中之条町の山中に墜落しているのを発見した。同県によると、搭乗者は防災航空隊員4人と吾妻広域消防本部の5人。空自は、機体の残骸の周辺で乗員とみられる8人を見つけた。うち2人が病院に運ばれ、県が死亡を確認した。未搬送の6人の容体は不明。残る1人は見つかっていない。

 「まさかあのヘリが墜落するなんて…」。群馬、長野県境付近にある渋峠ホテルの専務、児玉英之さん(47)は声を落とした。「はるな」は11日に開通する群馬、長野、新潟の県境の稜線(りょうせん)を結ぶ登山道「ぐんま県境稜線トレイル」の状況を上空から確かめるために飛行していた。

 児玉さんが爆音でホテルの建物から飛び出すと「手が届きそう」と感じるほどの高度で白い機体が飛び去った。スピードも遅く感じたという。

 同機は10日午前9時15分ごろ、前橋市内のヘリポートを離陸し同10時45分ごろ戻る予定だった。同9時28分に乗員と消防本部が無線交信したのが最後の連絡で、GPSを用いた位置情報が同10時1分に途絶えた。

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  • 捜索拠点のホテルに厳しい表情で入る消防隊員ら=10日午後10時5分、長野県山ノ内町
  • 群馬県の防災ヘリ「はるな」(県ホームページから)
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