2018.7.12 05:03

四女側が意向、麻原元死刑囚の遺骨「太平洋にまく」

四女側が意向、麻原元死刑囚の遺骨「太平洋にまく」

 オウム真理教教祖だった麻原彰晃元死刑囚=執行時(63)、本名・松本智津夫=の遺骨について、元死刑囚の四女(29)側が11日、海にまく意向を示し、国側に支援を求める要請書を出した。東京都内で記者会見を行った、四女の代理人を務める滝本太郎弁護士が、ツイッター上に自身への“殺害予告”と取れる書き込みがあったとして、神奈川県警に告訴状を提出したことも明らかにした。

 関係者や四女側によると、麻原元死刑囚は6日の執行前、四女に遺体を渡すよう伝え、四女も了承。遺体は9日に火葬された。四女とは別に、三女(35)らも引き取りを求めていることなどから、遺骨は当面、東京拘置所で保管される見通しだ。

 11日、東京都内で記者会見した四女の代理人、滝本弁護士は、四女と相談して、遺骨を粉状にして太平洋にまくと決めたと説明。教団の後継団体「アレフ」の信者らが四女を攻撃したり、遺骨を奪還したりすることが想定されるとして、国が支援するよう求めた。

 滝本弁護士は「遺骨は信者にとって大変重要なものだ。(遺骨のある場所が)聖地とされないよう、太平洋の広い海にまくことが一番よい」と強調。執行翌日、麻原元死刑囚の遺体と対面し「顔をよく確認した。松本智津夫だった」と述べた。

 また、教団の一連の事件で死刑が確定した元幹部ら13人のうち、刑が執行されていない6人について「マインドコントロールされて犯行に加わった。同様な事件の再発防止のため、話を聞く必要がある。執行すべきではない」とも語った。

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