2018.7.11 18:56

NHKのネット同時配信容認へ 19年度にも開始の意向

NHKのネット同時配信容認へ 19年度にも開始の意向

 NHKがテレビ番組を放送と同時にインターネットで配信することについて、総務省が容認する方針を固めたことが11日、関係者への取材で分かった。NHKは2019年度中に総合、教育2チャンネルの配信を始める意向。公共放送から「公共メディア」への脱皮を目指しており、肥大化を懸念する声も出そうだ。

 NHKによる常時同時配信は民業圧迫などを理由に放送法で禁じられてきたが、スマートフォンの普及をはじめ視聴環境の変化に対応する。総務省は13日の有識者検討会で審議する報告書案にこの方針を盛り込み、19年の通常国会に同法改正案を提出する構えだ。

 NHKは、受信料を支払っている世帯の人に対しては、追加負担なしで同時配信を利用できるようにする。支払っていない場合は、同時配信番組の画面にBS放送と同様のメッセージを表示、番組の一部が見られないようにして、受信契約を促す方向だ。

 共同通信が入手した報告書案概要は「NHKが放送の補完としてネットを最大限活用することには合理性、妥当性がある」と明記した。

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