2018.6.13 05:02

拉致問題被害者家族、さらなる進展祈る 横田早紀江さん「よくここまで来たなという思い」

拉致問題被害者家族、さらなる進展祈る 横田早紀江さん「よくここまで来たなという思い」

米朝首脳会談をうけ会見する横田早紀江さん=12日午後、川崎市川崎区(撮影・三尾郁恵)

米朝首脳会談をうけ会見する横田早紀江さん=12日午後、川崎市川崎区(撮影・三尾郁恵)【拡大】

 トランプ米大統領は12日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談で、日本人拉致問題を提起したと明らかにした。

 「ここまで来た」「問題はこれからだ」。北朝鮮による日本人拉致問題の突破口になるかどうか、注目された米朝首脳会談。被害者家族は先行きが不透明な状況に不安も抱きながら、進展を祈った。

 横田めぐみさん=失踪当時(13)=の母、早紀江さん(82)は川崎市の自宅マンションで記者会見し、金正恩氏との会談実現を「奇跡的」と歓迎した。「よくここまで来たなという思いでいっぱい。大統領が気さくに良い雰囲気で話してくれたのではないか」と笑顔も見せ、「後は日本政府がやらなければならない。簡単にはいかないが、悲観はしていません」と今後の日朝交渉に期待を寄せた。

 一方、田口八重子さん=同(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(80)は「拉致問題が再びクローズアップされたことを歓迎するが、問題はこれからだ」と気を引き締めた。

 共同声明には拉致問題への言及はなく、松木薫さん=同(26)=の姉、斉藤文代さん(72)は「トランプ氏がもっとしっかり伝えてくれると思っていた。父と母も亡くなり家族にも時間がないのに…」と涙をぬぐった。市川修一さん=同(23)=の兄、健一さん(73)も「もう少し詳細な話が聞けると思った。残念」と落胆した。

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