2018.5.30 10:00

娘も楽しめる競馬場で社会見学を

娘も楽しめる競馬場で社会見学を

特集:
女子社員コラム 言わせて系

 【女子社員コラム 言わせて系】11歳の娘からの突然のお願いに、思わず答えに詰まってしまった。「競馬場に行きたい! ママ、連れてってよ」。朝のNHKの報道番組で、競馬場内のプレーエリアや馬と触れ合えるイベントが、楽しげに紹介されていたのだ。

 東京競馬場(東京・府中市)がある京王線沿線で育った私にも、古い思い出がある。公務員だった父は子煩悩で、私と年子の弟を休日のたびに登山やサイクリングに連れ出してくれたが、競馬場にも数回行った。

 遊園地にもある巨大な人形のエアトランポリンが、無料で遊び放題だった。ポニーに乗ったり、近所の公園にない豪華な遊具で遊んだりと楽しい時間を過ごしたが、幼心に日常と違う空気を感じた。「学校で(競馬場にいったと)話しちゃ駄目だよ」と冗談めかして言う父の言葉と、「何で楽しい遊具が無料なの?」という疑問とともに、“小さな秘密”を心の奥に感じた場所だった。

 JRA(日本中央競馬会)が家族客にサービス満点なのは数十年も前からだが、この日の番組では、小学生の男児がパドックでお気に入りの1頭を見つけ、その馬のレースを応援する様子が紹介された。リポーターの女性も「ママ友の間でも話題で気になっていた」と話しており、最近はさらなる“イメチェン”を遂げているようだ。

 そういえば4月22日に行われたわが社のイベントで、久しぶりに東京競馬場を訪れたが、カラフルな敷物やお弁当箱を持ったおしゃれな家族連れが多くびっくりした。美しい芝生の景観は、野球場やサッカー場よりもさらに広々とした大パノラマ。日常生活では味わえない開放的な気分になった。

 競馬に関しては全くの素人だが、この日は最近対談でお会いしたイタリア人のミルコ・デムーロ騎手が、15頭抜きの圧巻の勝利を挙げた。「馬は言葉を話さないけど、馬とのコミュニケーションは世界共通だからね」と同騎手。そんな優しい人柄にも触れ、さらに応援したくなった。

 そして娘からのお願いは…。きょう27日は“競馬の祭典”日本ダービーの開催日なので、混雑を避けて、次週以降、社会見学としていってみましょう!(河野聖)

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