2018.5.20 17:14

カンヌ授賞式でイタリア人女優がセクハラ追及

カンヌ授賞式でイタリア人女優がセクハラ追及

特集:
わいせつ事件簿

 19日のカンヌ国際映画祭の授賞式で、ひときわ大きなどよめきが広がったのが、女優賞の授賞役として登壇したイタリア女優アーシア・アルジェントのスピーチだった。米映画界のセクハラ問題で追及された大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏を名指しし「私も1997年のカンヌ映画祭で彼に暴行を受けた」と告発した。

 黒い衣装のアルジェントは、拳を振り上げ「カンヌは彼の狩り場だった。もう彼がこの祭典で歓迎されることはない」と糾弾した。

 ただ、審査員長を含め過半数の審査員が女性で占められた今回も、1993年以来となる女性監督の最高賞受賞は実現しなかった。閉会後の記者会見で、ブランシェット審査員長は「女性に対する性的暴行など政治的な問題を取り上げた映画が常に傑作とは限らない」と話し、難しかった審査の裏側をのぞかせた。(共同)

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