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【大河のころ 高橋英樹(3)】視聴者の声で2カ月延命

【大河のころ 高橋英樹(3)】

視聴者の声で2カ月延命

特集:
大河のころ
インタビューに応じた高橋英樹=東京・品川(撮影・戸加里真司) 

インタビューに応じた高橋英樹=東京・品川(撮影・戸加里真司) 【拡大】

 初めて出演した時代劇は「竜馬がゆく」(1968年)。念願の時代劇をやっとやらせてもらえました。

 僕が演じたのは坂本竜馬の盟友、武市半平太。土佐勤王党を結成した半平太は藩政壟断(ろうだん)の罪で投獄されて切腹するんですが、当時、NHKに「殺さないでくれ」という手紙がたくさん舞い込んだそうで。当初の期間より2カ月も命が延び、長く出演しました。長生きしたのはいいけど、ずっと獄中のシーンだから、活躍できなかったんですけどね(笑)。竜馬を演じた欣也ちゃん(北大路欣也)は東映、僕は日活で、映画から出てきた同世代。当時は映画会社の協定で他社の人とは仕事ができなかったので、このドラマではお互いが勉強してきたものをぶつけ合いました。

 和田勉さん(元NHK演出家)の演出が強烈でしてね。せりふがこれ以上早くしゃべれないというくらいの早さ。本番でわーってしゃべると和田さんが「良かった! 最高!」と叫ぶ。でも、その後に「もう1回いこう!」って言う。最高じゃねえじゃねえかよって(笑)。欣也ちゃんも僕も青筋を立てて演じていました。エネルギーがあり、まさに明治に向かって行く幕末の志士たちのような感じだったな。

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