2018.5.17 10:26

中日記者、元暴力団組員に県警資料漏えい 記者の処分は検討中

中日記者、元暴力団組員に県警資料漏えい 記者の処分は検討中

 中日新聞社の愛知県警担当だった30代の男性記者が、取材で知り合った元暴力団組員の男(55)に、県警の報道発表資料を渡していたことが17日分かった。同社は記者の担当を代え、処分を検討している。

 同社によると、記者は県警担当をしていた当時、事件の概要や容疑者の個人情報などが記された県警の報道発表資料を撮影し、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で複数回、取材先だった元組員に送信していた。

 元組員は別の男と共謀して1月、名古屋市東区の喫茶店でプロ野球中日ドラゴンズの私設応援団の団長らを脅して辞任させたとして、強要の疑いで4月に県警に逮捕された。資料送信は元組員の逮捕以前だった。

 同社の寺本政司編集局次長は「取材で得た情報を報道以外の目的に使うことは記者倫理に反する行為であり、重く受け止めている。関係者の方々におわびするとともに、再発防止に向け社員教育を徹底する」としている。

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