2018.5.17 10:00(1/3ページ)

野村訓市、ウェス・アンダーソン最新作でキーマン!?

野村訓市、ウェス・アンダーソン最新作でキーマン!?

特集:
TOKYO HEADLINE
野村訓市(撮影・蔦野裕)

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 『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督が、架空の日本を舞台に描くストップモーションアニメが誕生! 本作の原案からキャスティング、声優の録音まで(!)に携わった本作のキーマン野村訓市を直撃。アンダーソン作品ならではのチャーミングさと、イマジネーション豊かに描かれるジャパンテイストが生み出す、新たなアンダーソンワールドの舞台裏を聞いた。

「みんなでご飯を食べるときはもう親戚の集まりみたいな感じです(笑)」と野村訓市は“アンダーソン組”との関係を語る。

「ウェス、ビル・マーレイ、ジェイソン・シュワルツマンと僕の4人はお互いに長い付き合いなので。作品を作っている間は皆がそろうと必ず一緒に夕飯を食べていましたね。夕食後は行きたい人で飲みに行くんですけど、ウェスはたまに参加しても午前2時くらいで帰ってしまい大抵ビルと僕が明け方まで飲んでいます(笑)」

 犬インフルエンザが大流行するメガ崎市ですべての犬は島に隔離されることに。愛犬スポッツを探す少年アタリは単身、島に乗り込みそこで出会った犬たちとスポッツを探すのだが…。チャーミングな冒険物語が、アンダーソン流の独特なユーモアとともに見たことの無い架空の日本で繰り広げられる。このユニークな作品はいかにして生まれたのか。

「最初はウェスとジェイソン(シュワルツマン)の話の中で、ゴミ捨て場に犬がいるというアイデアから話が作れないかというところから始まったそうです。なぜそんなところに犬がいるのか、どこから来たのか、どうやって集団になったのか、その面々はどんな過去を持っているか…そんなふうに、一つのイメージから湧いてくる疑問を次々と膨らませて話を作っていったらしいんですが、あるとき話が詰まってしまった。そのとき日本を舞台にするというアイデアが浮かび、どんどん話が進んでいったんだそうです。これは行けるぞとなったときにウェスから僕に、日本の映画を作るから手伝ってくれと連絡が来たんです。一行のメールで(笑)。ウェスのメールが短いのはいつものことなんですけど、どういう状況なのかどんな作品を作るのか、どんな役割をしてほしいのかさっぱり分かりませんから、嫌な予感はしていたんですが…いいよと返事したのが運の尽きでしたね(笑)。気づいたら3年が経ち、その間に僕のやることがかなり増えていました(笑)」

 野村に託された仕事は多岐にわたった。原案への参加、キャスティング、声優、果ては録音まで!

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