2018.4.11 12:00

最弱ジジイが最強の正義の味方に!/週末エンタメ

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週末エンタメ芸能記者コラム
(C)2018映画「いぬやしき」製作委員会(C)奥浩哉/講談社

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 20日公開の映画「いぬやしき」。新宿上空250メートルを高速で飛び交う老人と若者の肉弾バトルが体感できる新感覚バーチャルムービーだ。未確認物体の落下事故に偶然巻き込まれた初老のサラリーマン、犬屋敷壱郎(いぬやしき・いちろう)。気絶から気が付くと、機械化された驚異的な身体を手に入れていた。

 その能力を正義のために使おうと決心した犬屋敷だが、実は事故に巻き込まれていた男がもう一人いた。それは高校生の獅子神皓(ししがみ・ひろ)。犬屋敷と同じ能力を使って大量殺人を続ける獅子神。相容れぬ2人の最終決戦の時が迫っていた-。

 主人公の犬屋敷を演じるのは16年ぶりの映画主演となる木梨憲武(56)。老けメイクをほどこし、いじめられキャラを徹底して演じきった。対して心の優しさゆえに殺人鬼と化した獅子神を演じるのは佐藤健(29)。2人は激しいワイヤーアクションに挑んでおり、新宿高層ビル街の狭間を自由自在に飛び回る犬屋敷と獅子神の決闘シーンは圧巻だ。

 原作は累計発行部数2000万部を超えたコミック「GANTZ」の奥浩哉。それを2部作で実写映画化して興行収入約63億円をたたき出した佐藤信介氏が再び監督を務めた。「GANTZ」の世界観を覆うどろっとしたぬめりのような不気味さが踏襲され、壮絶なアクションだけではなく人間を追い込む世界の不条理が胸に迫ってくる。

 共演として本郷奏多(27)、二階堂ふみ(23)、三吉彩花(21)、伊勢谷友介(41)ら豪華な面々がそろった。最新VFXによって表現された迫力の戦闘シーンの連続に目を奪われるのは間違いないが、その根底を流れる“弱者の叫び”にこそ耳を傾けるべきだろう。(鄭孝俊)

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