肺がんのため亡くなった映画監督の高畑勲さん【拡大】
ジブリ映画「火垂るの墓」などで知られ、5日に肺がんのため亡くなった映画監督の高畑勲(たかはた・いさお)さん(享年82)の葬儀・告別式が9日、東京都内の斎場で家族葬としてしめやかに営まれた。
前日8日の通夜に続き、この日も親族やスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(69)ら近親者のみ数十人が参列。棺の中で安らかに眠る故人に花を入れて別れを告げた。盟友・宮崎駿監督(77)の姿はなかった。
関係者によると、祭壇には高畑監督の著書「一枚の絵から」が飾られ、控室には遺作となった「かぐや姫の物語」など故人に関する記事の切り抜きが置かれた。
お別れの会は5月15日に行われる。