2018.3.25 19:46

拉致疑い、別の1人入国か…北朝鮮が14年に日本に伝えていた

拉致疑い、別の1人入国か…北朝鮮が14年に日本に伝えていた

 日本政府が「拉致の可能性を排除できない」としている神戸市の元ラーメン店店員の金田龍光さん=失踪当時(26)=について、北朝鮮が2014年の日本側との接触で、「入国していた」と伝えていたことが25日、分かった。日本政府関係者が明らかにした。日本側は本人と面会しておらず、慎重に対応。本人名での出国記録や工作船で国外に連れ去られたとの情報はなく、拉致を裏付ける明確な証拠に欠けるため、被害者に認定していない。

 北朝鮮はこの時期、日本政府が拉致被害者に認定している田中実さん=同(28)=の「入国」も日本側に伝えてきたことが既に判明している。金田さんの入国情報の伝達時期は、北朝鮮による拉致問題の再調査などを盛り込んだ「ストックホルム合意」を両国が交わした14年5月より前だった。日本側は揺さぶりの可能性もあるとみて警戒していた。

 米国や韓国との首脳会談に臨む決断をした北朝鮮とのトップ交渉を模索する安倍政権がどう対応するかが注目される。日本の外務省幹部は共同通信の取材に「コメントできない」と語った。

 

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