2018.2.1 12:00

立川らく次、宝塚愛全開の真打プレお披露目公演/週末エンタメ

立川らく次、宝塚愛全開の真打プレお披露目公演/週末エンタメ

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週末エンタメ芸能記者コラム
雪組公演のグッズを持ってアピールした立川らく次(右)と笑福亭生寿=東京・千代田区

雪組公演のグッズを持ってアピールした立川らく次(右)と笑福亭生寿=東京・千代田区【拡大】

 宝塚歌劇を語る落語で知られる立川らく次(41)が昨年12月に真打に昇進。このほど、東京都内で「真打プレお披露目公演」と題し、宝塚ファン仲間の笑福亭生寿(せいじゅ、34)との落語会「東西宝塚ファン王決定戦」を開催した。

 真打昇進を祝う「後ろ幕」は、宝塚の舞台に登場する大階段がデザインされた。らく次は夢の“大階段”を背に、古典落語「だくだく」を宝塚風に脚色した「ヅカヅカ」を口演。そして、生まれた子供につけた長い名前を早口で話す古典落語「寿限無」をらく次がアレンジしたものを生寿が演じ、初舞台を踏む架空のタカラジェンヌの長い芸名をまくし立てた。

 宝塚ファン歴15年のらく次は、一昨年から宝塚を語る落語会を開催。TOKYO MXのトーク番組「TAKARAZUKA CAFE BREAK」にレギュラー出演中で、昨年は劇団公式のフリーペーパーに著名人ファンとして登場した。

 今回の“相手役”を務めた生寿はファン歴8年で、大阪・天満天神繁昌亭で宝塚好きの上方落語家が本家の作品を演じる「はなしか宝塚ファン倶楽部」のメンバー。男性だが、出身地・奈良県などにちなんだ芸名「高原らな」を名乗る“娘役トップ”として、「風と共に去りぬ」のメラニー、「ミー・アンド・マイガール」のサリーなど著名なヒロインを演じた。

 2人は本業をいかした宝塚落語で魅せる一方、トークコーナーでは、タカラジェンヌの正装にちなんだ緑のはかま姿でヅカファンの顔になった。

 らく次「(雪組トップコンビの)望海風斗さんと真彩希帆さんの歌声がすごすぎて引く。(歌唱巧者のベテラン)美穂圭子さん以来の衝撃!」

 生寿「お茶会(ファンの集い)には行かない主義でしたが、ついにコマさん(沙央くらま)のお茶会デビューしました」

 東京宝塚劇場で上演中の雪組公演の観劇報告に始まり、好きな専科スターなどマニアックな話題を連発。客席の宝塚ファンとグッズまで見せ合いオフ会状態になった。

 ひとしきり盛り上がっていたところ、月組娘役トップ、愛希れいかの退団発表の一報が。らく次が「(休憩中に)モバイルタカラヅカからメールがきました。ちゃぴちゃん(愛希)がやめちゃうんです!」。退団を悲しみつつ、さっそく、最後の公演「エリザベート」の配役予想をしてマニアの本領を発揮していた。

 知る人ぞ知る宝塚ネタが満載の2時間。最後は、本家の公演初日や千秋楽でトップスターが行うあいさつと同じように「本日は本当にありがとうございました」と感謝してお開きとなった。

 会場で配られた小冊子は、真打の新人にちなみ、宝塚の新人公演のパンフレット風。劇団公式タカラジェンヌ名鑑「宝塚おとめ」と同じスタイルでらく次の経歴が紹介されていた。「演じてみたい役」ならぬ、「演じてみたい落語」についてらく次は「あらゆる落語に挑戦したい」と意欲。真打のトップスターを夢見て、清く、正しく、美しく、精進していく。

 次回の宝塚を語る落語会は3月12日に東京・内幸町ホールで開催する「ヅカメンズ!!」で、花組公演「ポーの一族」を語る。(小山理絵)

  • 落語家、立川らく次の真打を祝う後ろ幕。宝塚の大階段風デザイン=東京・千代田区
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