2018.1.28 11:12

「西郷どん」…縁の下の力持ちは俳優2人/芸能ショナイ業務話

「西郷どん」…縁の下の力持ちは俳優2人/芸能ショナイ業務話

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芸能ショナイ業務話
「西郷どん」で出演者の方言指導を担当する迫田孝也(左)と田上晃吉。縁の下の力持ちの2人は今後、何らかの役でも登場することになる

「西郷どん」で出演者の方言指導を担当する迫田孝也(左)と田上晃吉。縁の下の力持ちの2人は今後、何らかの役でも登場することになる【拡大】

 「○○でごわす」や「じゃっどん(しかし)」などなど、NHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜後8・0)の鹿児島弁(薩摩ことば)が、何かと注目されている。そんな中、出演者の方言指導にあたっているのは俳優コンビだ。

 いずれも鹿児島県出身の迫田(さこだ)孝也(40)と田上(たのうえ)晃吉(35)。迫田は大河「真田丸」で主人公の家臣を好演、田上も大河「篤姫」で薩摩藩士を演じたほか、大河「龍馬伝」でも出演者に薩摩ことばを指導した経験がある。

 とはいえ、今回は徹底した方言指導が特徴だ。脚本家、中園ミホさん(58)の書いた毎回の台本をまず、2人が薩摩人の登場人物のセリフはほぼすべて薩摩ことばに修正。完成台本になったものを今度はゆっくり話すバージョンと普通に話すバージョンの2パターンに分けて、2人の共同作業で録音する。

 録音した音源は、全ての出演者に配って覚えてもらう。出演者にはまず“ゆっくり”バージョンで言い方を頭に入れてもらい、慣れたら“普通”バージョンで本番に向け話してもらうという2段階方式。より自然な形でセリフを話してもらうための工夫だ。

 迫田は「撮影現場には僕らも立ち会います。直接、細かくイントネーションを直したり、俳優がどう話したいかも大事にするんです」と説明。田上も「指導方法は1人1人で変えます。しつこいと『もう、いいよ!』と言われることもあるので、コミュニケーションを何より大事にしています」と打ち明けた。

 そんな苦労もあっての放送だけに、ドラマへの2人の愛着度は実際の出演者にひけを取らない。櫻井賢チーフ・プロデューサーはサンケイスポーツの取材に「お二人には今後、何らかの役で出演もお願いするつもりです。お楽しみに」と明言した。

 迫田と田上。2人の繰り出す生粋の薩摩ことばが、今からひそかに楽しみではある。(M)

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