2017.12.28 12:00

元宝塚・妃海風が三谷幸喜作品に初挑戦/週末エンタメ

元宝塚・妃海風が三谷幸喜作品に初挑戦/週末エンタメ

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週末エンタメ芸能記者コラム
来年3月上演の舞台「江戸は燃えているか」に出演する妃海風=東京・赤坂

来年3月上演の舞台「江戸は燃えているか」に出演する妃海風=東京・赤坂【拡大】

 元宝塚歌劇団星組娘役トップの女優、妃海風(ひなみ・ふう、28)が、劇作家、三谷幸喜氏(56)の新作舞台「江戸は燃えているか」(東京・新橋演舞場、来年3月3~26日)に出演。昨年11月に宝塚を退団後、初の本格的な舞台出演で三谷ファミリー入りを果たす。

 江戸無血開城を題材に三谷氏が書き下ろす作品で、勝海舟(中村獅童)は気が小さい上にけんかっぱやい設定。西郷隆盛との交渉が決裂することを恐れた勝家の使用人たちが知恵を絞り、勝家の庭師の平次(松岡昌宏)が海舟のフリをして和平交渉をするという物語だ。妃海は獅童演じる海舟の妹・順子役で登場する。

 妃海は「三谷さんはどなたでも知っている方なので、お話をいただいて驚きました。私は大阪出身なので、笑いやコメディーが大好き。娘役時代にはなかった笑いの芝居を味わえそうです」とユーモアあふれる三谷ワールドに胸を躍らせる。

 宝塚では作品が変わっても同じメンバーで舞台を作ってきただけに「初めて会う方たちと長期間の稽古をして、自分がどんなふうになるのか想像できない。勉強をしても知識を入れすぎないように、フラットな状態を大事にして臨みたいです」。

 三谷氏とは今夏に初対面。「僕は怖くないんだよ~」と声をかけられ、妃海の趣味のディズニーなど好きなものついて“取材”を受けたという。 獅童や松岡とも初共演で「お二人ともとても男らしいイメージです。退団後初めての大きな舞台で、すばらしい方たちと共演できるのは光栄です」と感激。宝塚の娘役ではない女性を演じるのも初めて。「娘役は夢の世界にいるので、声の出し方も話し方も本来の自分とは違う。男性とのお芝居にどうなじんでいけるか楽しみです」と想像をめぐらせる。

 妃海は、2009年に宝塚に入団した95期生。同期の娘役は、現月組娘役トップの愛希(まなき)れいか、元宙組娘役トップの実咲凜音(みさき・りおん)ら。男役は花組の柚香光(ゆずか・れい)、月組の月城(つきしろ)かなと、星組の礼真琴(れい・まこと)らスターぞろいの黄金世代だ。

 「今年は宝塚時代をいい意味でリセットした1年。来年は飛躍の年にしたい。そして、10年後は何でもできる“スーパー妃海”になりたいです」。個性ある仲間と切磋琢磨した乙女の園を飛び出し、三谷ファミリーでどんな色を出すのか。(小山 理絵)

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